ちょっと、いつもの幕を出しといてくれへんか。
と、我が師に言われたのですが、 どうやら本番用幕と同サイズに仕上げようというつもりなようです。
手前の房のついた綱の通っているのが、本番用の幕です。緑も鮮やかです。いつも徳讃会で使ってるヤツです。(この幕も50年物です。)
向こう側(奥)が、我が師と母と、オークションで入手したらしい揚げ幕です。計測しながら、改良する箇所を相談しています。実にマメな人たちです(価格は特に秘します。しかし、何でもあるのね!)
はい…ドーン。
なにやら、あっという間に完成したみたいですが、一番右端の白の列と最下部に生地が継ぎ足されて、ほぼ実寸大仕様となりました。
ちなみに幕の色ですが、陰陽五行説をとるなら、本当ならば、青(萌葱)・赤・黄・白・黒ですね。
☞本番用の幕は、黒を避けて紫にしてるのかな?
練習用のは、左から薄ピンク・赤・濃紺・黄・ショッキングピンク・白(付け足し)となっていますね。
余談ですが、左下の鬘桶は稽古用のものです。桶屋さんに特注した?みたいです。年季が入ってます(笑)
ちなみに、本番用の幕は畳むと割とコンパクトです。
畳紙入ってしまう感じです。(そして、いつも僕一人で畳んでいます。)
試しに棒を取り付けて、揚げてみました。(僕が揚げながら撮ったので、ちょっと垂れてますけども。)
なかなか良い感じです。
これがあれば、息子殿も心おきなく!?幕揚げの稽古ができるというもの(笑)
あ!そうそう!!
お子さま達を呼んだ時に“幕揚げ体験”ワークショップもできてしまいますねd(^-^)
普段、揚げ幕のあるところにはこちらが懸吊されています。
僕の記憶が正しければ、全て祖母の手による物です。(いや、鶴と亀の画は、もしかしたら、爺さまの図案かも知れません。)
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