先日の録画で、息子殿には「“間”はだいたいエエねんけど、もう少し基本の発声をちゃんとせぇ。」という我が師の指導がありました。
確かに、
二字め上がりの三段起こしという我が家に伝わる狂言の基本を、今のうちからキチンと身に付けるべき(身体に通しておくべき)と思われました。
我が家では特に、関西らしい発声と表現というものにこだわって、継承していかねばならぬと愚考する次第です。
そして観客にとって(聞いていて)「シンドくない声」というものも、我が師からよく指摘を受けるところです。いずれにしても、それを実現するためには、どうやら地道に稽古を積むしかないらしい。というのが、今のところの僕の実感ですので、息子殿にも精々付き合って頂きましょう(笑)
面白いことに、演者の「訛り」というのは、意外と狂言の言葉のイントネーションにも反映されてくるもので。普段の地の言葉(現代語)を関西弁で話しているか、その他の地域の言葉で話しているかでも、何となく違ってきます(笑)
徳讃会では、そのあたりの違いも含めて、お楽しみいただけるのではないかと思います。(そして親子ってのは、やっぱりスゴイ似てきますww 大二郎氏や忠亮氏も御尊父そのままで、時々舞台の上で吹き出しそうになります。)
次の小稽古も、たぶん発声を中心に進めることになるでしょう。
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