2016-02-05

お稽古_⑫ 二足の草鞋を履くこと

拙家の特徴と言えば。

大蔵流狂言一本を生業としているのではなく、別の仕事を持つことが、ごく普通のことと見なされていることでしょうか。(むしろ、そうあるべき。としているかもしれません。)

別にこれは、僕に始まったことではなくて、実は曾祖父の善竹彌五郎翁もマッチ工場などに勤めていましたし、祖父も某・自動車メーカーに、父なる人も某・学校法人に勤めていました。そして僕自身もはり師きゅう師の国家資格(実は、この資格、二つに分かれてるんすな!)を取り、目下は某・私立病院に勤務しています。

このため?か、大事な家訓が伝わっておりまして。
まぁ、
段 取 り 八 分
って事なんですが、僕も子どもの頃から「何事も、段取りが大事や。段取り、段取り!」と耳に胼胝ができるぐらい(笑)何度も、何度も、何度も何度も!聞かされてきました(爆)

今春、息子殿が進学するにあたり。

朝の準備や、稽古前の準備に、ダラダラと徒に時間を掛けている事をつぶさに鑑みて、この家訓を、いよいよ伝える時機が到来したのではないかとww
あと、僕なりの工夫も多少、加味しまして^^;
今の、優先順位は何か。
ということも、併せて考えてみるよう伝えました。
☞まぁ息子殿の場合、今一番やるべき事と一番やりたい事とは相当の乖離はあるのですけども?

例えば、第1優先順位に「金曜日の妖怪ウォッチをみる!」があるなら、じゃあ、どういう風にお稽古をすれば良いか?を考えるのが、「段取り」である。と……。

朝に「幼稚園に行く準備(着替え、はみがき・洗顔、荷物の用意など?)をしないといけない。」という一番にしないといけないことがあり、でもそれに競合する(邪魔をする?)やりたい事があるのならば、それを両立させるためにはどうしたら良いか?を考えるのが、「段取り」であり、そして優先順位は経時変化する。と……。

例えば、幼稚園に行く前におもちゃで遊びたいなら、その遊ぶ時間を作るには、どうしたら良いか考えてみたらいい。

非 常 に シ ン プ ル で 、 実 に 分 か り や す い (笑)

これができない限り、とーちゃんみたいに、二足の草鞋を履けへんぞ。
と、言うたわけですが……。果たして!?
☞例によって、殊勝にもふん、ふん、うなずいてましたけど^^; 
☞ってか、「二足の草鞋」の意味、知らんやろ!?

で。肝心のお稽古の方ですが。

9割ほどは覚えたみたいですね。
来週のうちに科白を完璧にして、再来週(15日〜)から立ち稽古に入る。と宣言しました(笑)

とーちゃんの方の「段取り」は今のところ順調です(。-∀-) ニヒ♪

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