2016-02-01

お稽古_⑧・⑨ お笑い芸人とは違うねんな……息子よ。

金曜日。

当初、妖怪ウォッチを観たい!と渋ってたのですが、幸い!?僕の都合で帰宅が遅くなり、食事を取る間にまんまと妖怪ウォッチをリアルタイムで観た息子殿は、気が腐ることもなく、稽古に臨んだのでございます(笑)
僕が幼少のみぎりなどは、アニメを観たいという願望などは「わがまま」と見なされ、ましてや、稽古をないがしろにすることなど、決して許されませんでしたが……(笑)
☞いや、そもそも平日夜に稽古を付けられるということがなかったですかね(;^_^A 

稽古も度重なって来ますと、何やら急にグンと伸びるときがあるようなんですが、今ちょうどそんな感じでしょうか。

日曜日。

朝イチから息子殿の稽古ということで。言葉も8割方はクリアできるような感じですので、少し“型のイメージ”を踏まえて稽古を行いました。
大変気に入ったようで(笑)
こんな型するねんで。
って、見せていた所、息子殿は1人で大爆笑していました。
もうちょっとしっかり科白を覚えたら、いよいよ立ち稽古ですね。正座をして足が痺れることもなくなるでしょう(笑)

しっかり覚えるように。
という事を申し伝え、挨拶済んで、稽古が終わったところ、息子殿が、
おぶたいは、おわらいげいにん みたいなもん?
と、尋ねてきました。
いや、それは違うデ
 …と。
確かに、お客さんに笑ってもらうという点では、同じなのかも知れませんが、我が家が好しとする狂言とは、おちゃらけた内容であったり、単純に直接的な表現として、あざとい動きをしてみたり、面白い顔を作ってみせたり、アホな事をやるものでは決してないのです(厳に禁忌とされています)。目指すべき所は、もっと奥の深い?「笑い」であるはずです。
お稽古をして、その「技(技術)」で楽しんでもらうのが、うちの狂言やデ。
みたいなことを言うてみたのですが、
ん!わかったー!!
って、えっらく軽いノリで、意気揚々と稽古場を去って行ったのですけど……(;^_^A

まぁね……。
僕自身がね、大勢さんの前で笑われるのって、どうも嫌いなんです。何とぞ御寛恕下さいまし(爆)
☞あかんやん!致命的やん!!というツッコミはなしの方向で^^; 

0 件のコメント:

コメントを投稿

まいど!コメント、待ってます!!
(承認制になっていますので、反映には時間がかかる場合があります。)