2016-02-08

初落語(長いです)

土曜日。

とても有り難いことに、気の置けない愉快な仲間達がおりまして。
彼らには、徳讃会の運営を助けてもらったり、お客さんとして来ていただいたりしていますが、今回は「みんなで、落語を聞きに行こう!」という企画でした。
恥ずかしながら、僕はちゃんと落語を聴くのは初めてです。

こちら、伺って参りました。

まずは、腹ごしらえ……。
ということで、大阪の富国生命ビル界隈の立ち飲みで一献という予定だったんですが、物の見事にフラれてしまいまして。

プランB発動の後の、じゃ、ビストロにて一杯…という運びだったんですが……。

なんと、そのお店ただ1人のシェフが、定時に出勤されておらず大遅刻(爆)という、実にマーベラスな事態が現在進行中!とのことでねっ!!
二人の女性ホールスタッフが、頭を下げ下げ、必死のパッチで切回していました(笑)

厨房の特殊なオーブンに火を点けることができず、火の入るものはご提供できないんです……ゴメンナサイ(>_<。。。 ってことだったので、冷製と白ワインを中心に。
でも、僕は見つけてしまいました!メニューに。
シェフの気まぐれサラダ”(大文字、太字は筆者)
という、ありきたりなネーミングだけど、時と場合によっては……(笑)
冷製だけど、シェフが(厨房に)いないなら当然に供せないよねぇ!?とか(出勤時間が)気まぐれシェフのサラダ”じゃねぇの?とか、実は“ソムリエールの気まぐれサラダ”じゃないか!?って、メンバー内で散々イジってたんですが、頼めるのかどうか……!?というチャレンジを敢行(爆)
大丈夫です!イケます!!と胸を叩く、ホールスタッフの言葉を信じて待っておりますと!
“スタッフの悪のりサラダ”でございます……。
と、申し訳なさそうに、小さな声で告げながら、スタッフさんがお詫びのチョイ増し盛り?サラダを出してくれました(≧∀≦)
☞わては聞き逃しませんでしたデ(爆)

そういう「笑い」に落とし込むというのは、好っきやなぁ!d(^-^)
ツボでしたわ!!(いろいろ楽しめたです。)

しかしまぁ、何ですな。
実は僕、最近なにやら上手くスケジューリングやタイミングが上手くハマらない事象・案件が多発してますです。
まさか、今はそういう星回りですかね!?(笑)
☞プランBが発動するので、別に問題ないですけども。(まぁ、本厄やしな!!)

会場の酒心館ホールというのは、 ノーベル賞受賞者の公式晩餐会でも饗された日本酒「福寿(純米吟醸)」を醸している造り酒屋さんの酒蔵を、多目的ホールに改装したものだそうです。
入り口もこんな感じで、酒林を吊ってありました。
ホール入口はこの様な佇まいです。
中に入りますと、もう既にほぼ、ほぼ席が埋まっているような状態でした。
天井も高いです。
各座席には、ペグシル(って言うんですよ、御存じでしたか!?)で綴じた斯様なセットが置いてあり、大入り袋には五円(御縁?)が入っていましたが、 確かに大入りです。スゴいですねぇ。

こうやって、オマケがあるのも落語の作法なんでしょうか?あと、パンダのキャンディーとハート型のチョコレート?と、サンクスカードかなぁ。
こういうアイテムをもらえるも、嬉しいですよね。
☞ところで、「御縁」とか「五円」を変換すると、「誤嚥」が一番目に出てくる……というね。>僕のMac

アンケートも、実は参考までに、提出しないで持って帰ってしまいました(。-∀-) ニヒ

なので、感想はここで。
今回、初めて落語を聴いたのですが、話芸の面白さ、バリエーションを楽しめたように思います。
芸風もいろいろあるんでしょうね。スピーディーでたたみ掛けるような、勢いのある語り口?もあれば、“間”をとりながら演じる方もいて……。

ただ、僕個人的なことを言えば、トントントンと進める語り口は、聞き取るので精一杯でした^^; もっと慣れれば、問題ないのかも知れません(笑)
江戸っ子の粋な口調というのはああいう風なのかも知れませんが……。
☞これまたこれで、上方の落語も攻めてみずばなりますまい。

初めの二席(古典落語、講談)が済み、休憩時間をはさみ。そして、その後不思議なテイストの三席目(新作落語)があって、四席目(古典落語)の途中で、客席に急病人が発生というアクシデントが。(そのお客さん、救急搬送されましたが、無事にご快復されたとの由。☜先に書いておきます。)

僕も徳讃会の主宰者の1人として、非常に身につまされる事案でした。
もし、何か不測の事態が発生した場合、どのように対応するのか?
斯界でよく言われているのが、「演者に急病があった場合、後見が代役を務める」というハナシですが、これも最近はあまり……(形式的な所もあろうかと。もちろん、後見は演目のことを知悉してるはずですが。)

でも、お客様の急病人でしょう?まさかの後見が代役とか!?(違)
この時、高座に上がっておられた演者は、噺を中断して客席に下り、救助の指示もされていたようでした(ところでこの時、羽織はなくて、袴を穿いておられたのですが、どうして袴を!?というギモンが……。)

救急車を待つ間。舞台裏にいらっしゃった他の演者2人も出てこられて(フツーに私服で 笑)
急きょ、演者のオリジナル手ぬぐいを懸けた「じゃんけん大会」という展開に。この辺のリカバリーの良さ(柔軟性の高さ?)はさすがだなぁ……と感じました。

僕の場合……装束も着けていることでしょうから、舞台から下りて救助。というわけにはいかないでしょう?
では、舞台で演じ続ければ良いのか……?
これもまた、客席が落ち着かないところで、演じても………。というところがありますよね。
☞特に善竹能舞台は客席との距離が近すぎるぐらいだから。
☞僕の中では答えはないのですが……ひとまずは、受付スタッフの機転に期待!?なのかなぁ…。

ところで、この後に演者はどうされたかというと。
途中になってしまった噺をやるのは、正直めんどくせぇし、じゃあ、また別のんをやりますんで、ケラケラッと笑って帰って下さい(笑) ☜もっと江戸っ子な感じで読んでね♡
ということで、別のお話を聞かせてもらいました。(途中までになった四席目の落ちが気になりますが……。)
一度途切れたお客の集中力を元に戻すのはなかなか大変だと思うのですが。楽しく笑って帰途についたのでした。(何だか僕はまた「那須之語」を再演してみたくなったです。)

そうそう、ホールのある敷地には、お酒の量り売りや酒肴なども売られています。

看板を見つけたので、激写。
左:本厄(僕)、右:前厄(野田氏)





今回、一緒に行ってくれたお仲間の1人、野田竜一氏と共に、堅い感じで写してもらいました(笑)
彼もブログを書いているので、また訪れてみられるのも良いかと(≧∀≦)
スイッチを探そうよ
「福寿 純米吟醸」を買うべき……なんでしょうが!!
ここはあえて、「酒粕」をば。

だってさー、ボトル抱えて歩くの嫌だったんですもの。
お酒も揺さぶられて攪拌されるだろうし、常温になっちまうだろうしさ……(-_-)

でね、甘酒をね(。-∀-) ニヒ♪
美味しかったですよ(≧∀≦)/

近々、この酒粕を炙りましてね。お砂糖を包んで、さらに炙りましてね。
おやつに食べてみようかと思いますです…ハイ(o´∀`o)

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