2016-02-22

伏見稲荷大社に詣でスズメを喰らうこと(※この後、スタッフが美味しくいただきました。)

【Caution!!】
狂言とは関係ない投稿が続きますが、御寛恕下さい。
あと、文中には普段は、ほぼ全くお目に掛かれない赤裸々な状態のスズメが出てきたりするので、閲覧は十分に御注意下さい。

玄翁のすぐ下の弟の善竹幸四郎師が善竹能舞台の、ホンのすぐ御近所にお住まいでしたので、お花見などを一緒に楽しむことが多くありました(また、年末に我が家で搗いたお餅などをお届けすると、おため:お駄賃を貰ったものでした)

ある時、お花見の席に、幸四郎のおっちゃん(と、呼んでましたが)が、スズメの丸焼きをね。たくさん、手土産の酒肴としてお持ちになったんですね。
恐らく、おっちゃんは伏見あたりに御出でになったんではないかと思います。
当時の僕は、まだ小学校低学年か、幼稚園か……そんな頃でしたけども。きれいにローストされた、たくさんのスズメたち(姿焼き)に、全くといって食指は動きませんでした(-_-)

むしろ、あんなグロテスクなモノを喜々として、旨そうに頬張る祖父らをみて、ドン引きしてたというのが正しいでしょうか(;^_^A

今回、春画を観て大きに回春…もとい改悛した僕はですね……。
かねてから願ってました伏見稲荷大社を詣でることにしました。

今回の伏見稲荷詣での目的は!

1.我が法人の商売繁盛を願うこと
2.厄除けを願うこと(本厄でございますれば。)
3.スズメを喰らうこと!!(むしろ本命か!?)

京都マラソンに続発して、沿道が人々で埋まる前に、早々に春画展の細見美術館から、京阪三条駅まで徒歩で移動しまして。
そこから、京阪の伏見稲荷駅へ。

伏見稲荷大社方向を目指して、門前町?を歩いておりますと、早速ありました。

店先で焼いている方に「スズメ(金七百圓円也)を下さい」と告げますと「今から焼きますので、5分ほどいただきますが…?」とのこと。承諾をしますと奥から斯様な串を……。

早速、焼きはじめはります。
御覧の通り、赤くズル剥けにされた、元はスズメちゃんですね、きっと。ぐはー((((;゜Д゜)))))))



他にも、ウズラ(丸焼き)が売られていました。もちろん、ズル剥けのウズラちゃんです。

希望すれば、包丁で軽く叩いて骨切りをしてくれるみたいです。
はい。これがスズメ。
そのまんまやん感(FBの友人談)が、パネェ!ことが一目瞭然です。クチバシも目もありますね。

えー……。
頭からがぶりと骨ごといくのが作法だそうです。
祖父らが食べていた姿が走馬燈のように脳裏を駆け巡り……はしませんでしたが、勇を鼓して!!

むむむ!スズメの脳みそが頭蓋から迸ります。この構図、さながら進撃の巨人のような感じでしょうか。バリリ、バリリ……。

……うーむ。仕上げに振りかけられた粉山椒の風味、痺れが強すぎて、イマイチ、スズメ味が味わえません(-_-)
もっと野趣あふれる、
ス ズ メ と は 我 が 事 な り !!
というような存在感を期待していたのですが……。

ただ、一つ言えることは。
もし、鶏肉が食べられるなら、鶏でイイのではないか!?って事でしょうか。スズメを召し上がるには及びません。
美味いか、不味いか……?といえば、ごく普通でした。解剖学的見地に基づき、もう2、3羽食べてみる必要はありそうです(笑)
☞また食べるんかい!?ってツッコミはなしの方向で。

行きは、京阪の伏見稲荷駅経由でしたので気付きませんでしたが、どうやらJR稲荷駅の真ん前のこちらが正面みたいですね。

ものすごく立派な山門です。
鍵を咥えたお狐様でござりました。
逆光で見え難いですが、こちらは宝珠を。
で。
こんな立派なお舞台があるとは、全く存じ上げませず(^^ゞ

つい、
執心の深くゎあい、恐ろしぃ〜い、ものじゃによって…

などと、釣狐の科白を呟いてしまいました(;^_^A
ここでは御神楽も舞われたりするみたいですね。
どなたが、舞台をお勤めなんでしょうか……。(ぜひ、立ってみたいなぁ。) 

☞何か僕、今回は文化的なことしてますよ!?('-'*)
そして、有名な「千本鳥居」の始まる所です。
引っ切りなしに、大陸系の方でしょうか。観光客も通ります。

なので、人を途切れる瞬間がみあたらず……。

済みません、知らない人が写ってます。
やはり、鳥居の根元は年を経ると朽ちてきたりするんですねぇ……。
こちらは、熊鷹神社です。
幻想的な雰囲気です。
熊鷹神社を過ぎたあたりで、力尽きまして(;^_^A
甘酒を御茶屋で飲みまして……。

登頂を諦め戻りです(笑)
天保山のようには、気楽にはまいりませんでした。(この記事参照のこと。)

次はきっと、稲荷山のすべてを巡ってみたいと思います。
鳥居も、あんなに建て並ぶと、本当に壮観といいますか……。
他にも、小さなミニチュアサイズのコンパクトな鳥居がビッシリとたくさん奉納されている所もあり……。

なんだか、神様も大変だなぁ……と思いましたです。

余談ですけど、僕はどちらをお詣りしても、「二礼、二拍手、一礼」したところで、たいてい不思議なことに「こんにちは。」としか脳裏に出てこない(あるいは何も思い浮かばない)ほど、根性なしですorz
で。
マイ・スーベニア(笑)

例によりまして、ガチャガチャ。
この度は「仏像シリーズ」です。

組み立ててみました。
金剛力士像ですね(≧∀≦)

のんびり楽しかったです!

次は壬生寺へ詣りたいですゾ!!

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