2016-03-31

昨年の「花子」と「居杭」の御感想を承りました。

何とも早いモノで。もう3月も末日ですね。
いよいよ明日、4月1日(金)から、

第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」
(5月22日14時〜 於:善竹能舞台)

のチケット取り扱いを始めます!!
皆さまのお越しをお待ちしております!!!

さて、過日。

我が師父なる人の「御友人」(いや、上司!?御仲人でもありますね。)にあたる方を御夫妻でお招きして、酒宴が催されました。
☞まるで「口真似」のようなシチュエーションですが、一杯飲めば一寸抜刀し、二杯飲めば二寸抜刀するような、恐ろしいお方ではありません(笑)

僕が妻子を伴ってごあいさつに伺うと、気さくにいろいろとお話し下さり、話題は昨年の第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」の事に。

前回(第9回)の徳讃会は、私が極重習の「花子」(はなご)を披く(ひらく:初演する)とあって、御遠方よりお越しいただいたわけですが、過分なお褒めの言葉をいただき、恐縮しきりでありました。
恥ずかしながら、僕は師父より教えられたことしか(実は、教えられたことも!?)出来てない訳でして(;^_^A
☞ちょっと間違ったしな!(^^ゞ
☞録画見るのがコワイです(>_<。。。 

いつになく、僕の様子は気迫に満ち満ちていたらしく、一子相伝の伝統に感じ入ったとのこと。誠に有り難いことです。
実は昨年から僕の再従兄弟らの「花子」の披きが続いていて、再従兄弟二人の演じる「花子」を拝見する機会を得ましたが、僕が師父より伝えられた内容(謡の節や型)は、確かに、そのどちらとも違いました。各家々で解釈も違うようですから、そういう意味では本当に一子相伝ですね(笑)
☞後で聞いた所では、伝授した師匠をたどると、どうやら拙家とは芸系が違うようですにゃ。

それにしても、「気迫」ですか……。我が師父なる人より稽古を付けて貰った内容を、いかにすべて盛り込むか!?という、披きにはありがち?な悲愴感が漂っていた必死のパッチだった)だけなのではないか……と愚考する次第です(--;)

また子方の演技(息子殿)の「居杭」も大変良かったとの由。
同年代のお孫さんがいらっしゃるそうで、身近に感じていただけたみたいです。
よう稽古を積んで頑張ってるということをお褒めいただきました。
親から子へ、子から孫へと大蔵流狂言が受け継がれていく過程を、リアルタイムに御覧いただけるのは、善竹の門閥では、今のところ拙家ぐらいです。
☞ぜひ、うちのお兄ちゃんを応援してあげて下さいな(≧∀≦)/

ハイ!ま、そんなんでね!!(どんなんや!?)

そこで!冒頭の話に戻るわけですが!!(爆)
お知らせです。(大っぴらにやるので、ステマでもありませんよ!)

第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」
(5月22日14時〜 於:善竹能舞台)

今回は特に、解説も要らないぐらい!?(笑)観れば分かる!!楽しい演目をそろえました!!
前回の「花子」は難しかったかも知れませんが、今回は初めて御覧になる方でも大丈夫です!!
ぜひこの機会に、足をお運びいただければ、中の人も大層喜びます!!
どうぞよしなに、よろしくお願い申し上げます。

チケットをお求めになりたい方は、明日、4月1日更新の拙ブログを御笑覧下さい!!

D o n 't  m i s s  i t !!

2016-03-29

お稽古_㉘ 小稽古:「む」の境地。

《このブログは……》

とーちゃん! ってなに?
「えっ!?無?『む』って、いろいろあるけど…何の『む』???」
ぷーる とかにはえるやつ、あるやん!!
「んー…。もしかして“(藻)”のこと!?」
「藻ぉ、のことか???」(関西弁で)
あははは!そっかぁ!!  かぁ!!!(一人で爆笑)
…という、ナチュラル・ボーン・出落ちのお兄ちゃん(息子殿) に対する、大蔵流狂言の稽古風景諸々をネタにしまして、僕(善竹徳一郎)がMacに向かって週2回ぐらい書き綴って(更新して)おります。
☞しかし、何でプール繋がりなん?

月曜日。

足袋に履き替えながら、この間の厳しめの稽古で注意したところを覚えてるか?と聞く前に、先に息子殿から、
あんなー!おれ、もう、わすれたかもしれんわ。
と、いきなりの敗北宣言ですか(−◇ー;)!!
いや、ホンマあかんやん!忘れてたら!!(゜∀゜;ノ)ノ

そして、稽古の時にお扇子を差すための帯を僕が結びつけてますと、上述の「む」について尋ねてきたのでした。
どうやら、「も(藻)」であったらしいですが……。
☞そして「む」のギモンは解決したのか、ナゾです^^; 

たぶん、うろ覚えということではないかと思うわけですが、いちいち叱るのもイヤなので、前に注意したところを口頭でおさらいし、それから立ち稽古に。

小稽古の主眼は大稽古のおさらいと定着なので、確認が主体です。
今回は、いつになく?稽古に身が入ってました。
うーむ。この間の厳しめが奏功したのでしょうか(笑)

新たに気になることは、多少ありましたが、まぁ、事前に復習した点も間違わず、息子殿本人は気持ち良く稽古を達成できた様子だったので、今回はイッパツで終わりとしました(笑)
たまには、
「よっしゃ!ようできた!!終わりッ!!!」
って、スパッと終わる日もあってもよろしかろうd(^-^) 
次の小稽古は、木曜ぐらいかなぁ。
☞専門書を見に行きたい気もするんだけど……ナ。

2016-03-28

お稽古_㉗ 大稽古:初めからやッ!!

《このブログは……》

おれ、なんさい やとおもう?
てんさいやぞ!
つぎ、なんさいになるとおもう? 

こげくさい やぞッ!!
などと、妹にエラそーに熱く語っているお兄ちゃん(息子殿) に対する、大蔵流狂言の稽古風景諸々をネタにしまして、
☞さすが天才さんの、言わはることは、ちゃいますなぁorz
和やかにサムズアップして写真に写っている人を見かけると、つい、
「……今からこの親指を、鼻の穴に入れてお目に掛けましょう。」
と、 心の中で厳かな調子でアテレコしてしまう僕(善竹徳一郎)が、なま温い感じでお送りしています。

さてさて。

土曜日の午前中、僕の方は「蚊相撲」にてコッテリ絞られまして。なーんでこうも難しいのでしょうか…orz
全然、モノにできてない気がします(`Д´) ムキー!

どうやら息子殿は、僕の声を稽古場の外で聞いてたみたいですが、後で聞くと、
このままとーちゃんが、おけいこでおこられてたら、おけいこがながくなって、おれのおけいこないな!
と、思ってたそうですけども。
僕が、
「さぁ、(お昼ごはんまで少し時間あるし)午前中に稽古してまおか!」
というたのが、どうやらこたえたみたいで(;´д`)

…結局、足袋に履き替えたものの午前中は稽古にならず(-_-#)
午後からということに。
☞確かに、僕も少々疲れておりましたゆえ^^; ちょうど良かったわけですが……。

午後からは……

かねてから申し上げてたように、少し厳しく。
「できへんかったら、やり直しすんデ。」
という宣言をした後に……そもそも稽古を開始…できず^^; 
☞そりゃ、渋るかねぇ(-_-#) 
間違えへんかったら、やり直しせんでもエエしな(笑)
と言うと、ようやく渋々と……。
しかし、そんなスムーズに済むはずもなく(爆)
一通り立ち稽古の後、注意した点を「割稽古」のように、ポイントのみを重点におさらいをしまして。
☞実は僕も初めからやるつもりは、そもそもないのだ。

一通り(5点ほどありましたが)おさらいが済んだ時点で、
「さて、今日注意したところはいくつあったか?」
「覚えてるか?」 
「それとも、(覚えてへんのやったら)初めからやるか?」
って、答えに窮してる息子殿に、意地悪な質問すると、
ななこ?
と(笑)
「じゃあ、七個、言うてみ。」
と、言うたところ、とつとつと答え始めて、なんと驚きの3つで終了……という(゜∀゜;ノ)ノ
☞あかんやん!
覚えてへんのやったら、初めからやッ!(怒)
というと、シクシクと落涙しましてねぇ。
割稽古ならもう一度やる。ということで(-_-#)
割稽古でのおさらいを、再び。(5つですけども?)

はてさて、月曜日。
どれほど覚えているでしょうか^^; 
☞まぁ、初めに口頭で答えさせてみて、覚えてなかったら、復習してから立ち稽古ですかね。

来月の第一土曜日の大稽古からは、じぃじにも合わせ稽古へのお出まし願っております。

2016-03-24

お稽古_㉖ 小稽古:映像学習か〜ら〜の!

「口真似」の所要時間ってだいたい18分ぐらいですが、この間の、実際の録画時間は指導時間やロスタイムも含め22分ぐらいありました。
かねてから息子殿には、今回の稽古の内容と目標を伝えてますが、映像学習が始まってからは神妙にiPadの動画を眺めていました。(加えて時々、補正すべき点を伝えながら。)

さて!これらを踏まえて、立ち稽古!!
ってなった所で、何やら妙な風に「居杭」の型と混同したようで(;^_^A
☞「居杭」の復習にはまだ取り掛かっていません(念の為)

出だしの、「主」の「名乗り」の所からなかなか先に進みません(°□°;)

また、あるタイミングでは○○の型が正解で、この場合は××の型。などと使い分けていくわけですが、型のバリエーションが増えて来ると、そのあたり咄嗟の反応がワンテンポ遅れるような感じです。
☞やはりまだ身体の隅々まで馴染んでないような印象です。

このためか、「型」の選択を迷った結果、つい安易に動いてしまうようで、毎回、同じところで間違ってしまうようです(-_-)

さてさて。これを修正していくには、どうしたものでしょうか………。
やはり、アレしかないのかぁ。時間は倍以上、掛かってしまうんですが。
次に同じ間違いをしないための集中力」って、割と重要なんですよねぇ……。
僕が幼少のみぎりなどは、一通り注意を受けながら演じた後、
「初めからもう一度や!」
「さっき、注意したとこ、もう間違わんようにな!!」
という、師父なる人の恐怖の一言が、本当に心底嫌なモノでした(笑)
☞まぁ、だいたいそうなってしまうんですけども……。
☞で。間違うと、すんげー怒られる訳で。

うーむ。
それぐらいやんないと、どうやら定着しなさそうな気配ですね。
次の稽古は、それをやってみましょう。

2016-03-22

【参詣】先祖の仇ィ!!(笑)

春分の日の翌日。
かねてから、希望しておりました壬生寺詣でに(o^-^)
ちょうど東京から善竹十郎師御夫妻も御見えでしたので、我々共々、御一緒に(≧∀≦)/
阪急大宮駅から徒歩で詣ります。途中嵐電の踏切を越えたりしながら……。
冷たい風が強く吹いていましたが、見事な晴天で。心地よかったです。
実は、壬生寺では「壬生狂言」という無言劇が演じられるのは、御存知でしょうか!?
御存知でしょうか!?
などと、言っておりますが……実は僕も見た事ないです^^;

しかし、「炮烙割」なる演目があり、奉納された炮烙を、クライマックスに盛大に割るというのは、聞いた事がありました。
(炮烙を)奉納した人は、その功徳力により、当年の災厄からのがれて、福徳を得ることができるという信仰が今に伝えられています。” 

とのことです。
600円/枚です。
円い素焼きの陶器です。
はい。キタコレ!
どーん!!

と、いうわけで。
この男、二児の父。数えで42歳。本厄なう。でございます。(ついでに四十肩なう。)
☞これが目的だったと言っても過言ではないです。んで、G.W.頃の壬生狂言観に行くですだよ!!
そして、壬生寺と言えば。
壬生狼として恐れられたらしい新選組の屯所の1つであったとか。

こちらは、近藤勇以下、芹沢鴨などの墓所になっています。(墓石などを写すのは憚れたので、池の龍像をば……^^; )
☞うちの子らは、泳いでる亀に激しくコーフンしてましたけども。 
 
我等が曾祖母方の先祖の伊東甲子太郎(いとうかしたろう)の墓所と比べると……
☞比べたりしたらイカンのでしょうが!!

うーむ。
遠い先祖を新選組に油小路にて暗殺されたことを考えると……ね(笑)実は、ここは仇のお墓なのですなぁ!!(熱烈なファン?の方らしい人々の奉納したBL的な絵?のようなものも、たくさんありましたデス。)

ちなみに、伊東甲子太郎ら御陵衛士の菩提は戒光寺にて弔われています。(ぜひ、ルールを守って!御参拝くださいネ!!
☞すごく立派な阿弥陀如来像も拝観できます。
☞ついでに、近くに那須与一のお墓もある(泉涌寺即成院)です。

こちらは、屯所の1つの前川邸です。
お土産などもゲットできます。

コスプレ用でしょうか?そういうグッズも多数。

息子殿は何故か妖怪ウォッチの新選組仕様のメモ用紙を買ってもらってました(;・∀・)

通常は、住居として使用されているとか……。
残念ながら中を拝見することは叶わず。

今回は、大念佛堂の全容と、壬生狂言がよく分からなかったので、次はG.W.頃、攻略せねばなりますまい!!

2016-03-21

お稽古_㉕ 大稽古:I respect you!!

土曜日。

朝から息子殿は、「ペットボトルけん玉」作りに出掛けました。
昼からの稽古は、iPadで撮影をしながら進めてみました。
んー。何でしょうね。やっぱり、人が見学してたり、撮影するとなると、より張り切る傾向があるようです。
☞普段からそうして稽古に臨んでくれれば良いのに。

実際に映像を見せながら、「ここが悪しい、かしこが悪しい」と指摘してますと、一目瞭然なのは良いですよね。撮った物がすぐその場で再生・確認できるというのは、本当に便利です。

しかしまぁ、きっと次の小稽古の時はキッチリ・スッカリ忘れてるでしょうから(;・∀・) まず始めに映像を確認してからの立ち稽古になる事でしょうが……。

日曜日。

江戸善竹の御大。善竹十郎師と奥様が拙家まで御見えになりました。
今夏、7月17日(日)☜※海の日の前日ですので、ご注意を!!に、国立能楽堂にて「善竹狂言会」を催される事になっていますが、狂言「居杭」を私どもにお役付け頂いたとの由、御大より直々に承りました。(居杭:息子殿、算置:師父なる人、亭主:僕)
お話では、
過日息子が東京にて「靭猿」の小猿を演じた折、大変に御好評をいただいたとのこと。また、たくさんの稽古を積んだ事であろう事はうかがい知る事ができ、実に上手でピカイチであった。
I respect you!!
と、息子殿は身に余る、過分なお言葉を頂戴し、この度はぜひ「居杭」を演じて欲しいと熱望して頂きました(o^-^)
☞とーちゃんより、やるやんけ!!(≧∀≦)/

そして、
Repeat after me!!
と、あい りすぺくと ゆーの発音練習も、ついでに(爆)

こうして大局的見地から、我が愚息に大きな舞台で勤める、大変貴重な機会を与えてくださるという事は、本当にありがたい事です。精一杯勤めたいと思います。

問題は。

いつから実際に「居杭」の復習に入るかですよね……。
どや、どれぐらい覚えてる?初めの名乗りはどうやった?
って、壬生寺に詣った折(この話は次回にでも)にも再び尋ねてみましたけども。
おれなー、あんしんしてなー、もうわすれてしもーたわー。
って、愉快そうに言ってましたっけ(遠い目)

これまた、もしかして(もしかしなくても!)とーちゃんのマネジメント力が問われるわけですかなぁ!?
……あはははは(;・∀・) ぐはぁ…orz

2016-03-18

お稽古_** 小稽古:お稽古ナシにします!

いや、ま。
17日の記事を御覧いただいた方には、お分かりいただけると思いますが(笑)

息子殿が無事に幼稚園課程を修了しまして。それを肴に一献という寸法で(≧∀≦)/

卒園を言祝ぎますと、
まぁな。
とだけ、照れくさそうな、誇らしそうな感じで言うてました。
その後、床でゴロゴロ寝そべりながら、
おれなぁー、しあわせやわー。
ようちえん、おわったしなー。
おけいこないしなー。
お稽古をスキップしたことを、そんなに喜んでくれたとは!?(ってか、それでいいのか???) 

そんな、ぐーたらな?息子殿を片目で眺めながら、祝杯をあけたわけで。

これは、お歳暮限定らしいんですが、オフシーズンとなったからか、バラで売られてました。
美味しいです。
百均で買った鋳鉄製スキレット(切実に再販して欲しい感じですが、なんとニトリでもあるようです。) 
☞こちらはシーズニングが必須でした。

オイルサーディンに刻みタマネギ、柚胡椒のコンビネーションが旨いっす。超オススメ!!
でも、シェリー酒(笑)
近頃は、シェリー酒(ドライなやつ)が美味しく感じます。

この間までオロロソ(紹興酒みたいな感じ)がありましたけど、我が母なる人がグビグビ飲んじゃいました。
☞この、TIO PEPEが2本ぐらい買える値段だったんだが。

キリッと冷やして饗してます。後に残らない感じなのがよいです(≧∀≦)




そうそう!

最後になりましたが、お知らせです!!
一昨日…かな?皆さまに第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」の御案内をお送りしました。そろそろ、お手元に届くころかと存じますので、よろしく御査収下さい。
そして、チケットの発売は4月1日からを予定しております。過日の講演でも申し上げましたが、チケットをご購入いただき、足を運んでいただく事が、私ども能楽師への何よりの支援となります!!
万障お繰り合わせの上、御来臨賜りますよう、よろしくご検討のほどお願い申し上げます。

第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」 (表)
第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」(裏)

2016-03-17

【祝】無事、卒園しました!

息子殿。いやぁ、なんとも早いもんで、幼稚園を修了しましたねぇ。
お陰様ですくすく(ぬくぬく)と?育っております。

思い起こせば……。
家の目の前の、狭い道一本隔てただけの市立幼稚園に入園を希望しながらも、その抽選から落ちた(!!)ことから、息子殿の幼稚園のキャリア!?は始まりました。
☞平等原則があるのかも知れませんけども、蓋を開けてみると、遠隔地Aの幼稚園から当地の幼稚園に通う園児がいて、当地から遠隔地Bに通う園児もいて、またBからAに通う園児もいたりするそうですね。何かね、市の調整能力には疑義を抱かざるを得ないですが(笑)うまくやれば、それぞれ地元の幼稚園に通えそうなんですけども?いや、ま。相当にムツカシイ事情があるのでしょうよ。

世上では、保育園落ちたとかいうのが話題だったりしますが、割とフツーに、アッサリと落ちます。子ども人口の偏在してる所なんて、そんなもんですなぁ。少子化もあまり関係ないように思います。
☞え!?まさか???って、正直な所、思ったものね。我が師父なる人も激おこぷんぷん丸でしたなぁ……。
☞それと、お母さん同士のネットワークにも拠りましょうか。ある御家庭が私立幼稚園に進む場合、その周辺がこぞって私学志望となったり……ね(笑)そういうことがあれば、市立は空くわけです(爆)

それでも「靱猿」を控えてた息子殿には、それはそれで良かったんです。足腰を鍛える名目で、少し遠い市立幼稚園に通うことにしたわけです。
そうそう、ヤツ、骨折した(←この辺の記事参照)んですよね。入園直前に(爆)
三角巾で上肢を吊りながら、入園式に臨んだの覚えてます。

ちなみに、骨折の影響で「靱猿」がダメになった場合、「靱猿に差し替えて何の狂言するか?」と、師父なる人と病院の救急外来で診察を待ちながら、プランBについて、話してましたけども、その時に代替案として出てたのが、確か「蚊相撲」でした。
☞「蚊相撲」は、今年5月22日の徳讃会にて、満を持して?上演します!
☞しかしまぁ、息子殿も負傷しながら稽古もし、よう「靱猿」も勤めたこっちゃナ(°□°;)

ともあれ。
卒 園 お め で と う !!

とーちゃんは、君がカシコでオモロい、シュッとした人物に育つよう、引き続き、尽力していこうと思います。

2016-03-14

お稽古_㉔ 大稽古:だんだんとテンポよく。

土曜日

まずは、僕が師父なる人から稽古を付けていただくべく、舞台の掃除を。
水拭きする雑巾の絞り加減も、実は夏場と冬場と少し変えています。別にそこまでやらんでもよいかなぁとも思いますが……。まぁ、気分的に?(笑)

蚊相撲。立ち稽古をお願いしていたわけですが、どうやら「大名の調子」が全くなってないらしく、もう一度、座って「やり直し」ということで(-_-) 
初回の稽古時、『花子』の調子は忘れろ。という事でしたんで、僕なりに考えてみたんですが、違うらしいのです。
☞実際、師父と合わせると全然違うわけで……。(口伝なのでここには書かないですが。)

しかしまぁ、主宰する会でもなければ、誰も僕に「大名」なんて付けませんモノねぇ^^; どうしても、「召使い」側(被支配者階級)の役が多いですから、そちらの調子にもなろうかと。
☞いやはや、徳讃会立ち上げてよかったです(≧∀≦)

大名の格好で構えて立ってると、四十肩が多少辛かったですが、座学?になったので、その点は助かったです(;^_^A 
☞まだスッキリとは参りません。

僕の稽古の後、まだ昼食には時間がありまして、息子殿に声を掛けますと。
例によって、稽古を渋っておりましたが、「朝のうちにお稽古を済ませてしまうと!なんと!!お昼からは、まるまる遊べるねんで!?」というと、どうやら仕方ないなぁ!という気分になったみたいでね(^-^; 
変なクセも少しずつ減ってきたし、テンポも良くなってきているように思われました。来月からはじぃじとも合わせてお稽古を進めていく予定ですが、この分なら大丈夫でしょう。

今夏には、

息子殿。東京の善竹狂言会(海の日の前日@国立能楽堂です)にもお呼びいただけるとのことで、そちらの稽古も算段せねばなりません。(親子三代で相勤めまする!!)
☞実は、秋にも東京に参りますが、そのアナウンスはまた主宰者より許可をもらえれば……。

お稽古のスケジュール管理、体調管理も骨が折れますです(;^_^A 

そうそう!

もう一息なのですが、第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」の御案内を送る作業が遅延しています(;^_^A 
子どもがボトルネックになっている。という言い訳は、僕個人的にはしたくはないですが、なにぶんマニュファクチュアで発送準備(チラシや添え状を折ったり、封筒に詰めたり、宛名タックシールを貼ったりとか?)をしていますので、家人らによると、これがなかなか手間取って、遅々として作業が追いつかないものなのだそうです(;^_^A 
☞やつら、野放しの獣みたいなもんですからのぃ(--;) 

今週中には、発送できそうですが……。
ひとまず、出演者および運営スタッフ関係各位には優先的に送らせてもらいました(業務連絡)

2016-03-11

【30%増量中】浮世絵春画〜のびやかなる笑い絵の世界〜 再び。

10日。

朝から絶食(≠絶倫)で、職員健診を受けました。男40歳、絶 賛 本 厄 中 ♡ということもあり、付加できるオプションの検査は全部付けてみました(笑)
☞あ、胃透視だけはやんなかったか^^; だって家の便器にバリウムの混じったのが詰まるねん(ノンフィクション)
☞しかし、人間ドックやってる病院でよかったッス(笑)

僕の身長・体重(体格)から導き出される、おおよその肺活量の予測値というのは、3.9リットルだそうです。でも実測、5.2リットル弱ありまして。ええ、ええ。
ま、そんなわけで。
約 3 0 % 増 量 中 !!(当社比)
で、当ブログはお送りしています(`・ω・´)キリッ
まぁね。花子を披いた頃のピーク時からは、ちょっと胸膈のボリュームは減りましたけども^^;
これも花子エフェクト(と、名付けよう)の一つではないかと思われます(≧∀≦)/

閑話休題。

今回、先週の講座の2回目。浮世絵春画〜のびやかなる笑い絵の世界〜 に行って参りました。
いやぁー。それにしてもディープだわ。
先生の提唱される超絶面白い新説(?)も一部を拝聴でき、僥倖でありました。
また、かねてから疑問に思っていました、「烏帽子」のことね。>こちらの記事(【18禁】春画展とか。)参照
これも、ナゾが解けましてねぇ!いやぁ、受講した甲斐がありましたナ(笑)
絵の謎解きも面白かったですし、世界各国の春画事情(日本との比較)のお話も興味深かったです。

そしてね、今回の講座受講にあたり御著書の春画の見かた 10のポイントを購入した者には、早川先生からこちらを御恵贈下さるとのことで!

いただきました!!(≧∀≦)

もしかしたら、これで英語が得意になれるかも知れません!?

ま、ここのところ体調が悪かったり、心が屈して悪しゅう御座いましたが、ようやく心身共にリフレッシュ完了です(笑)
第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」の御案内も、近日中にはバッチリお送りします(いつもより30%愛情増し増しで!)

【追記】祖父との思い出と言えば…/高和会のこと

先日、「御月謝」についての考え方を記事としてあげました。>【大蔵流狂言講座】趣味の大蔵流狂言 高和会 のこと

実はこれね、祖父玄三郎にはきっと怒られるだろうという内容なんですねぇ^^;
と、言いますのも。

祖父が存命中に

「御月謝ってどうやって決めたん?」「お弟子さんはどうして集まったん?」って尋ねたことがありました。
☞そのあたりをざっくばらんに聞けるのは、同居してる良さでしょうかねd(^-^)

我が祖父なる人はですね、
「うちに伝わってる芸能はやな、お前が考えたんやない。わしらの先祖が作ったもんや。」
「せやから、お前が値段付けてお金を貰うっちゅうのは、そもそも筋が違うんじゃい。」
という趣旨のことを申しておりました。
じゃあ、どうしたらええのん?ということを尋ねますと、
「お弟子さんが置いていかはるもんは、しゃーない。もろといたらエエ。フォッフォッフォッフォッ…」
と笑てましたデ。
我々の芸能……プライスレス。ってコピーが浮かびそうですが(笑)

御月謝も、要は習う人が、無理のない範囲で負担できる額を払えばいい。ということでした。まぁ、当然僕は「数千円の人もあれば、数万円の人もいるって事になるよね?」と尋ねましたけども、
「1,000円の人には1,000円のことを、20,000円の人には20,000円のことを教えたらよろしいねん。」
と、言うてましたな。
曾祖父の善竹彌五郎翁の御月謝にまつわるエピソードも伝え聞いたことがありますが、それは、あえてここには書きません。

まぁ、これらは古き良き時代の「芸事を習う」という習慣がきちんと残っていた頃の話でしょう。
現代では、きっと皆さんが困るに決まってる……。ということで、便宜上、御月謝を定めておりますが、基本的には僕は祖父の考えを踏襲していますd(^-^)
☞世情の価値観も変容し、つい金銭の損か得かで考えてしまいますが。

お弟子さんを公募?する事についても、師弟関係を結ぶことには、特に厳格でした。この辺も僕は重視したいと思っています。
場合によっては、あらかじめお稽古をお断りさせていただく事もあるかも知れませんし、たとえ入門されていても、爾後のお稽古は行わない場合もあるでしょう。
本格的に入門される前には、履歴書を御提出いただいて、ガイダンスをさせていただきます。

ま、それらを踏まえて。

気楽にやりたいと思います。学校じゃないですし、「○○までに、××まで学習!!」というようなもんでもありません(笑)
そんな必死のパッチで、「稽古の師匠の声を録音して!」とか、そこまでやるものでもないです。分かるまで、できるまで、のんびりとやりゃあいいんです、きっと。

一般社団法人高和会善竹能舞台では、皆さまのお越しを、手ぐすね引いて(いやいや、揉み手して!?笑)お待ちしておりますm(__)m

2016-03-09

【大蔵流狂言講座】大蔵流こども狂言教室 狂言塾 のこと

大蔵流こども狂言教室 狂言塾
(おおくらりゅうこどもきょうげんきょうしつ きょうげんじゅく)

無料体験(お試し)期間の1ヶ月分は御月謝は不要です。ごきょうだいで稽古をされる場合は、きょうだい割引いたします。お試し中は、足袋を揃えていただいてもOKなんですが、清潔な白靴下(稽古前に履き替えていただきます)でかまいません。
また、お子さんの自主性に任せたいと思いますので、保護者の方の稽古の同席は不可といたします。
☞欠席の場合もぜひお子さんから講師の僕まで直接に連絡を。
☞徒歩圏内に高槻市立服部図書館とスーパーマーケットもありますので、ぜひぜひ御利用下さい(≧∀≦)/

1.対象年齢
小学生(6歳以上)〜中学生(15歳以下)

2.稽古日時
毎週土曜日14時〜16時ぐらい

3.定員
先着順、10名程度(性別は問いません)

4.御月謝
5,000円/月です。なお、欠席された事による返戻金はありません。稽古日の多い月もあれば少ない月もありますが、変わりません。
なお、きょうだい割引は合算した月総額の10%です。
☞なお、高和会(保護者の方)の割引との併用はできません。

5.発表会
年に1回、8月23日に発表会(ゆかた狂言会)を予定していますが、別途会費が発生する場合があります。

6.その他
お餅搗きやバーベキューなどのレクリエーションも希望者があればやってみたいですねぇ!(笑)
なお、お稽古の後には茶菓をお出ししますが、アレルギーなどお持ちでしたら、事前にお知らせ下さい。善処致します。

7.見学とか
あとは……。
あ、そうだ!昔ばなしや地域のゆるキャラの出てくる新作狂言などは手掛けていませんので、残念ながらお教えできないです。ゴメンナサイ。
実は、新作のテーマは、別に他種の演劇でもできることなので、是非はともかく、ことさら僕がやる必要もないのかな……って思ってます。
☞講座での質問にもありましたが、僕は古典の狂言にしかできないことをやりたいのです。

Eテレの「にほんごであそぼ」を御覧になって、興味を持っていただくこともあるようですが……。これも他流の狂言方が手掛けたことですので、僕には教授できません。

まぁね、ちゃんと古典でも面白いですよ?うちの息子殿も笑い転げて稽古にならないときもありますから(笑)

その辺のガイダンスも含め、ぜひ善竹能舞台に遊びに来て下さいね(笑)
☞事前のアポをお願いします。お茶菓子ぐらいならお出ししますし(≧∀≦)/

駐車場には5台ぐらいなら停められます。

【大蔵流狂言講座】趣味の大蔵流狂言 高和会 のこと(※追記しました)

先日の服部図書館での講演では、最後の皆さんからの御質問時間に「お月謝は?」というような御質問がありました。
また、「わかる!!狂言の楽しみ方」講座の最後に、
「さらに知見を深めたいという方は、狂言を習うのが一番です!」
と大ぶろしきを広げた手前(笑)、ここで一般社団法人高和会善竹能舞台で提供しているコンテンツの一つを取り上げておきたいと思います。以下、善竹能舞台で開講している狂言教室の内容(ちょっと内容が古くてゴメンナサイ^^; )ですので、ご興味のない方は読み飛ばして下さい(笑)

趣味の大蔵流狂言 高和会
(しゅみのおおくらりゅうきょうげん こうわかい)
1.束脩(いわゆる入会金のようなもの?)
入門にあたっては、「束脩(そくしゅう)」をお納めいただくのが慣例なのですが、当法人ではそれを廃しています。
ただ、束脩には稽古を行うにあたって必要な、流儀のお扇子足袋を師匠が弟子に買いそろえるための代金という側面もありました。これを廃しておりますので、御自身でお買い求めいただく必要があります。
白足袋は御用意いただきたいのですが、お扇子はしばらくは稽古場のものをお貸しできます。
購入を御希望の方は、その業者さんを御紹介することもできます。

2.対象年齢
高校生(16歳)以上です。

3.コース
無理なく始めていただくために、3コース設けています。
総合コース   :小舞(小謡と舞)と狂言を習得できるコースです。
小舞コース   :小舞(小謡と舞)のみに特化したコースです。
お手軽小舞コース:月2回の小舞のコースです。

※男性であれば、紋付と袴の着付けも合わせて教授できます。(もちろん、紋付などは御自身で御用意いただく事になるのですが……。)

4.御月謝と開講日時
えー。ルールは簡単です(笑)
月額です。だいたい4回から5回、お稽古を受けていただけます。開講時間は現在19時から(僕が病院の仕事から帰ってきてから)ですが、人数と御希望によっては検討します。
受講者の事由により、お稽古を欠席された事による返戻金はありませんし、補講も行いません。講師の事由による場合は、代稽古が行われる可能性もあります。また、善竹能舞台にて主催する「狂言を楽しむ 徳讃会」の開催前後にはお休みさせていただく場合があります。

お子さん、あるいはお孫さんと同時に稽古を受けられる場合は10%ディスカウントします(≧∀≦)
あと、クレジットカード払いにも対応しています。
☞ただし、お子さんは「狂言塾」の所属となりますので、稽古は土曜日のみです。

総合コース   :10,000円/月(毎週火・木曜日のいずれか)
小舞コース   : 8,000円/月(毎週木曜日)
お手軽小舞コース: 4,000円/月(第1・第3木曜日の月2回)

5.出稽古のこと
10名以上の受講者を集めていただき、教室を確保いただければ、出稽古参ります。(この場合、総合コース小舞コースのみです。)

6.発表会のこと
現在、受講者が1名ということもあり、あまり大々的には行っていませんが、今年の8月23日に初舞台を踏んでいただく予定です(≧∀≦)
また、熟練者には、徳讃会のお手伝いをお願いすることがあります。
なお、発表会会費は別途発生します。

7.見学のこと
事前に御連絡いただければ、稽古風景の見学(現在火曜日に稽古されてる方の了承を得ました。)や舞台の設備の見学を承ります。


〜 追 記 〜
こちらの記事 > 【追記】祖父との思い出と言えば…/高和会のこと も併せて御一読いただけると幸いです。


2016-03-08

お稽古_㉓ 小稽古:やっぱり一人では、無理?(笑)

やはり、まだ一緒に舞台に立って稽古をする方が良いみたいですね(;^_^A

初めの方は一人でも何とかやってたんですけども、相手の型によって自分が動く段になると、やっぱり「できない」と。
もうちょっと、おけいこしたら、できるとおもうけどな!
って言ってましたけど(笑)

シャドーボクシングではないですが、相手が居るものと思って稽古をするのも大事だと思うので、またいずれ、追々…。

だいぶんと型の流れは頭に入ってきたようなんですが、やっぱり躊躇したり、不安げに目が泳いで、こっちを見てきたりというのがあるので、まだ覚えきってはないようですね。あと変なクセもあるので、その辺も修正していかねば。

3月中には覚えきって、4月からはじぃじ(客人役)と合わせて稽古をしていかねば……。4月からは生活環境も変わるので、小稽古のタイミングも含めて、またいろいろ検討していくことも増えるでしょうな。

僕の方は……まぁ、ボチボチと(;^_^A
蚊の媒介する病気が増えてますけれども、打倒「蚊の精」を目指して精進したいと思う次第です。
しかし、その前にこの右肩を治さなくてはのぅorz
水曜日は半ドンなので、いよいよこの機会にメンテナンスを。って思ってますです(+_+)

2016-03-07

【報告】わかる!!狂言の楽しみ方 講座 @ 市立服部図書館

会場の服部図書館は、善竹能舞台から本当にすぐ近くでして。
日曜の開館直後にプロジェクター(今回は持参しました。HDMI端子が要ったので。)、ケーブル一式(HDMIケーブルの他、電源の延長コードなども念のため、いつも持参します)、ラップトップのMacを担いで、歩いて設営に伺いました。
☞必要なら100インチのスクリーンも持参できます。近隣に限りますけども^^; 

ちょっと早く着いたので、張り紙などを撮影(笑)
なんか、いくつかバージョンがあるみたいです。
これはちょっと大きい紙。
ホントはLEDの小型で軽くて明るいプロジェクター欲しいんですが、まだ旧型の、ランプ冷却ファンがぶんぶん回る奴を使ってます(;・∀・)
LEDだったら、発熱しないし、たぶん球切れリスクがなくなるのになぁ……^^;

映してみました。
向かって右側に講師の演壇?を設えて下さいました。
こんなに、ちゃんときっちりと、発表の設いを作って頂いたのは初めてです(笑)
今回、44名(定員50名、スタッフ除く)のお客様がお越しになるとの事でした。ありがたや、ありがたや!!
徳讃会もあやかりたいです(>_<。。。

設営済んだら、いったん帰りました(笑)
近くなんで。歩いて7分ぐらい。
まるで、プロみたいでしょ?

……扇(花子披きの折りに作りし持ち扇)と紋付以外は元は祖父の持ち物かな?^^; 

ちと思うところあって、羽織は隅切り角に細桔梗紋(茂山の紋)で。濃いめの浅葱ですね。
黒紋付は竹輪に並び鷹の羽紋(善竹の紋)で参りました。(ちょうど質問への回答に使えました。)
袴は萌葱です。痩せたので既に紐が上がってきてます。

いや、家で着替えて、このまま歩いて行きましてんデ(爆)

これは、このあたりに、住まいいたす者でござる。と、ツカミは大蔵流の狂言方らしく名乗りまして(笑)
☞いや、ほんま図書館の近くに住んでるしナ。

今回講演に先駆けて3つの質問をいたしました。

1.今までに、テレビやどこかで狂言をご覧になったことのある方
☞ほぼ、全員が手を挙げられる。

2.今までに、能舞台と呼ばれる本格的な舞台で、狂言を観たことがある方
☞これも、ほぼ、ほぼ全員が挙手される。

3.今までに、不肖わたくし善竹徳一郎の舞台を観たことあるよ。って方
☞……が…が、頑張りたいと思いますorz(ぱら、ぱらって感じ 笑)

という、結果でありました。それでもおおよその方が、そもそも強い関心をお持ちであろう事が判りました。(後のワークショップでも、ちゃんと謡の音や節は取れていましたし。)

いかに、眠りの世界へ誘わぬよう努めるか……^^;
勝負で御座る(`・ω・´)キリッ

☞少々負け気味でした。すんません(>_<。。。  
ワークショップで、ちょっと目が覚めますよね(笑)
気分も入れ替わるし、呼吸法の指導もあるので、目が冴える……!?
今回、「わかる!!狂言の楽しみ方」というテーマでしたけれど、より深く楽しみたい!もっと知りたい!!方。
一番の近道は、
「狂言を習う事です!!」 
と、熱く力説しているところです。

そして、今回はチラシも撒かせて頂きました第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」(5/22 14:00〜 @善竹能舞台)のお知らせもさせて頂きました。
☞予定外に擬態語・擬音語の実演をちょっとサービスで入れたので、5分ほど押してしまいました。済みません^^; 

この度の講座は、僕からのスライド掲出しながらのお話が約30分、次に狂言の小謡(見事、僕のテッパンネタも炸裂!)のワークショップが約10分
その後、服部図書館岩村館長からの御質問タイムが約10分。この間にその後のオーディエンスからの質問を記入して頂き……。
その後、休憩が約10分
そして最後に、たくさんの御質問を頂き(笑)僕も楽しかったです。ちょっと時間が足りなくて全部とまではいきませんでしたが……。
頂いた質問の内容は、また整理して、ここで回答する事があるかも知れませんし、講座のブラッシュアップに使わせて頂くかも知れません。

1つ思ったのは……。
間狂言(あいきょうげん)の役割って、もしかするとあまり深く認知されていないのかも知れません。アイ(狂言方)には、能の物語の理解を手助けするストーリーテラーのような役目があります。
能の登場人物の、その経緯や背景を説明していることが多いのです。

お稽古_㉒ 大稽古:細かなところの補正を加えつつ。

ほぼ、ほぼ鼻の通りも良くなって、鼻水もサラサラとした物?に戻ってきました。体調もすこぶる……とは、申しませんけどもビールを飲もうか!?と思えるようになってきました。

しかし、ここに来て、またまた右肩関節の痛みがorz
ええ、ええ。おそらくはいわゆる「四十肩」でしょうか。
そういう、お 年 頃 ♡ で つ (>_<。。。

鼻症状と入れ替わるように、右肩さんの疼きがやってくると言う…ね。
まだ、4月にもなってないというのに……。
☞えー。お分かりでしょうか?疼き卯月を掛けてみました。(cf.狂言「皹」)

閑話休題。

土曜日は、僕は自主稽古も十分にできておらず、また講演(後述。次回あたりに)の準備もありまして、稽古を付けてもらうのはスキップ。そのかわり、講演のリハーサルを見てもらう事に。
その前に、舞台の掃除と息子殿の稽古を先に段取りよく行います。

今回も息子殿を一人で舞台に立たせ、こちらは彼の動きを見ながら稽古を付けようかと思ったわけですが、本人から「相手役をしてほしい」という申し出があったので、今回は僕の方も舞台に立ちます。

確かに、相手と対面する時、互いに正面を向く時、タイミングやその目線の先をどこに合わせるかというのは、相手がいればこそ判る事もあるので、そこは幼稚園児なりに考えておるようです。(いや、考えてないか^^; )

全体的な型の流れは把握できてきているように見受けられたので、これからは徐々に細かな補正を加えていく方向になりましょうか。

息子殿の稽古が終わりますと、スクリーンとプロジェクター、パソコンのセッティング(接続テスト)を行い、実際に配布する資料を印刷し、一連の流れに沿ってやってみました。そして我が師父なる人から講評を受け……。
ま。いろいろ、さらに磨きを掛けるわけですな(^^;) 
☞しかし、見てる師父や妻は実に容赦ありませんな(゜-゜)

定型化したフォーマットもあるのですが、やはり客層なども踏まえて多少のカスタマイズは加えていきますし、前回よりもより洗練され、掲出されるアニメーションがスムーズに動く事や語句の再検討も行っています。

別にMacKeynoteというプレゼンアプリケーションを使ってるからいうわけではないですが、直感的に分かるという概念は、常に念頭に置くようにしています。
☞気になる人は、講演を聴きに来てね(笑)

次回は、講演の事を書きましょうかね(`・ω・´)キリッ

2016-03-04

【講座】浮世絵春画〜のびやかなる笑い絵の世界〜 を受講してきました。

木曜日は、標題の講座を拝聴してきました。(→詳しくは、こちら

OBP(Osaka Business Parkの略称だそうで)って、まず御縁のない地域でして(笑)前に行った(通過した)のは……結婚する前!?
たまたま行ったときに、矢沢永吉のコンサートが大阪城ホールかな?であって、ダフ屋を見かけて、ホントにいるんや!と驚いたものでした。
当時あの辺に、ホテルオークラあったと思ったんだけどなぁ……ニューオータニになったみたいですね(;^_^A

いや、ま。十数年ぶりに推参しました。
JR大阪駅までは順調に。

環状線に乗り換えようとして、東の方角を見ると何やらいます!!(°□°;)
どうやら、ダイキン工業のゆるキャラ?ぴちょんくんがのぞいてるようです。
ぴちょんくんは、たぶん はにたん の次ぐらいに好きです。

これに気を取られて、写真を撮るのに手間取って、危うく乗り換えに失敗する所でした(-_-)

大阪環状線の京橋駅から徒歩で参りましたが……思てたより、歩きました(;^_^A

iPhoneが実は頼りなんですが、

もしかして、道を誤ったかな!?

と、ちょっと心細くなった頃、斯様な案内プレートを発見!(≧∀≦)

今回の催しは、OBPアカデミア-大人のためのサードプレイスにお勤めのFacebook友人から講座の御案内を頂戴していました。
テーマもさることながら、近頃の講座のスタイルとか、どういう場所で行われているのか!?ということにも、非常に興味がありました。

こういったビルの構造というのには、イマイチ慣れてないこともあって、テキトーに乗り込んだら、9階に着くだろう……ってわけでもなく(;^_^A
どうやら、エレベーターによっては止まらない階もあるんですな!!
☞はい。迷いましたとも。何この既視感!?……と思い起こせば、ファザーリングジャパン関西の講座の時も西梅田のビルの内部で迷ってました。←建物には着いてるけど、会場には着いてない状態。

実はリアルでこのFBの友人に会うのは初めてで……って、友人の方は私の舞台を御覧になったことがあるらしくて、本当に汗顔の至りというか何というか……。ホンマに汗が出たし……。
また他の受講者には、僕とはtwitterでも友人もいらっしゃっているということで、御紹介いただきましたが、こちらも実は初対面……。でもなくて、私の舞台は御覧いただいていた事があるとかで。モジモジとぎこちなく名刺を交換させていただきました(大汗)
☞なんか胃に穴が開きそうでした(笑)

電車内では読めない内容です(。-∀-) ニヒ♪
これが、講師の早川聞多先生の御著書なのですが……。Amazonではラス一でしたが、今はどうでしょう?受講に先がけて、購入できると友人の御案内メールにあったので、OBPアカデミアで求めさせていただきました。

巻末にまとめの項がありまして……つまりまぁ、そういうことなんですなぁ!!(。-∀-) ニヒ♪

次週はさらにディープな世界を垣間見られるようなので、とても楽しみです(≧∀≦)



2016-03-03

お稽古_㉑ 小稽古:半ドンでしたので。

関西の能楽師有志による東日本大震災義捐能が昨年にて一応の終了をみたので、今年は自由に使える余暇が1日分残っていました。
そこで水曜日、勤務先の病院を、この1日を半分に分けて半日勤務といたしました。
☞そして来週こそは、メンテに行くのぢゃ!!

決して本調子とはいかないですが、あまり息子殿の稽古を等閑にする事もできませんので、帰宅して昼食後に、柄杓で池の水を汲んでは植木鉢(まだ芽は出ていない)に延々と水を遣り続けてる息子殿に声を掛けました。
☞しかし、何が面白いんだろうか?(;^_^A 

交渉は無事に成立し(笑)稽古をすることに。
今回はちと思う所もありまして、“相手役のいない状態”で、どの程度できるのかやってみました。もちろん、その方が僕は息子殿の所作を脇正面あたりからつぶさに見ることができますし、妙な動き(型に限らず、モジモジとした手足の動きとか?)があれば、その都度修正できます。

しかし、どうしても小一時間は稽古に要しますね。気付いたらいつもそんな感じです。14時半頃に始まって、15時ちょっと過ぎには終わるかと思いましたが、無理でした(笑)
☞稽古終わったら、おやつ食べたらいいやん!って言ったんだけど。(ま、食べてましたが。)

こうして一人でも稽古することに、ちょっとずつ慣れていってくれれば……。

2016-03-01

拗らせてます。

中二病(リンク先の「症例」が失笑を禁じ得ない)をこじらせたわけではないですが。

先週はじめ、例年のアレルギー性鼻炎症状がいつになく激しく出たな……。
と、苛立っていました。それでも通常、服薬を始めて2、3日もすれば治まるのだけれども、今年は薬全然、効かねぇ!!なんでや!?(*`Д´*)
とアレルゲンに呪詛を唱え、世の中のあらゆる幸福を呪い、辟易としてました。
☞中二病の謗りは甘んじて受けよう。

そうこうするうち、水様性の鼻汁も徐々に治まりつつあった所に、頭痛と肩背部の凝り感が続発し、全身の倦怠感も増強(-_-)
☞しかし、不思議なことに熱発は全くナシ。
☞熱でも出てくれれば、対応はもう少し違ったんだけど。

食事の味もよく分からないし、食欲もなくなり…日曜には、もうだるくて、だるくて二進も三進も行かない感じで……(^^ゞ
☞それでも、先述の通学路を中心にしたハザードマップはつくりに行ったんですよ!

その頃には、鼻閉鼻汁も粘性(膿性)のものに変容、最早これは……
ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 で は な い ん ジ ャ マ イ カ !?
と、思うたわけです。
 月曜日、いつもの耳鼻科を仕事帰りに受診しまして。
☞結局、東洋医学的にも表在的なものから、内在的な病状に移行し、重症化してただけでした。

内科と違って、耳鼻科の良い所は。
外科から派生しただけあって、薬の処方だけでなく、積極的に症状に対して処置をしてもらえることです。鼻腔の奥に溜まった膿性の塊?をヂュゴバッ!と吸引してもらいまして(ちょっと痛いです。)スッキリしました(≧∀≦)
抗生剤も処方してもらって、頭痛もだいぶ治ってきています(*゜∀゜*)

こんな状態なので、息子殿のお稽古はしばしお休みです(^^ゞ
☞メンテもちょっとおあずけです。
☞ブログを書く元気は、ちょっとだけ戻ってきました。