2015-09-30

ためして○ッテン

このブログが【釣狐】日記だった頃にも、シテの「中入り」時の水分補給やエネルギー補給に関する諸問題(?)について触れたのですが…(cf.☞中入りの回復

これを、“生卵問題(仮)”と名付けようかと思います。(何で生卵なんやっ!?って思った方は上のリンク記事を御参照のこと。)

今回の、「花子」。
実に長い、長い演目であります。(実は上演時間は、「釣狐」より長いです。)
この間、稽古で動画を撮りましたけれども、シテの名乗りから最後の幕の追い込みまで、おおよそ平均して1時間5分でした。

ただこの計測時間はあくまでも参考です。
1人の稽古なので、前半のシテと女の掛合の、女の科白部分はほぼ省略していますし、シテの中入り時の太郎冠者と女との一連のやり取りもありません。
5分ほど水分補給のための小休止を取ってますが。
☞ってことはですね……番組に書いてある終了時間も延長する見込みです。どうやら目算を誤りました。すみません^^; 

この長丁場を安定して乗りきるためには、やはり中入りでの適当な水分・エネルギーの補給は必須となること自明であります。
☞カツカツの必死のパッチではアカンのです。(リンク先、なかなか奥が深い。)

はい……。
そこで発生するのが、“生卵問題(仮)”なのです。

基本的には、釣狐の時の準備を踏襲し、今回も同じように備えることを予定しています。
しかし、もしかすると、さらに良い方法があるのかも知れない。と思うのは、僕だけではないハズです(`・ω・´)キリッ

1人で稽古をしていて、中入りの小休止。
何か冷たいモノが飲みたくて、台所の冷蔵庫を開けましたところ、炭酸水が……。(えー、先に断っておきますが。ホントに、いたって真面目に検討・検証しております。巫山戯ているわけではなく、純粋な探究心です。意外な盲点があるやも知れません!)
ごく普通の、H2OにCO2が溶けているという、あの水溶液(H2CO3)ですね。これが目に留まりました。


で…、結論から申しますと……。
ア  カ  ン  わ 、炭  酸  水 。
(なので、“オロナミンC”的な飲み物のも、当然の帰結として除外となるわけですね。元気はつらつ!どころじゃない噫気がね……。)

とても、謡えたものではありませんでした。“×”です。
☞でも、謡いましたけどね。空気を変に飲んでしまったときの対策だと思って(笑)

はい。
ま、そんなんでね。
今回は「ためしてバッテン」な話でした。(☜これが、言いたかった!?)
☞よい子はまねしちゃ、ダメ!ぜったい!!

2015-09-29

お稽古_㊺ 小稽古:じゆうになりたいんだ!

幼稚園の運動会の練習疲れ(リレーに熱心に取り組んでるとか?)と、十六夜を見たくて、そもそも初めから稽古に集中力を欠いていた息子殿。食事時には「気合い入れて一発で終わらせる!」という趣旨の発言があったものの、その気配もなく。
またしても、同じ間違いを繰り返し、やり直しをさせられ、フリーズするという状態になりました。

ただ、今回は彼奴にも少し作戦があったと見えて、フリーズすることで早々に稽古を終わらせてしまい、お月見をしようという魂胆であったようです。(なぜなら、稽古にならなければ、僕が早々に止めてしまうからです。)

しかし、その性根が見えてしまった以上は、こちらも譲るわけにはいきません。
あまつさえ、これまでできていた型も、横着をしておざなりに済まそうというテイが見受けられました(--#)

普段は多少おっとりしてても良いので、此処一番の集中力については、これをぜひ培って欲しいものです。つい数分前に言われたことを、右から左にすぐに忘れているようでは、稽古になりません。いつまでも、いつまでも同じ箇所をできるまでやらせられる羽目になります。
☞そして、お互いに心底ウンザリします…が、とーちゃんは譲るつもりはありませんぜ。

何とか、ヘトヘトになって稽古を終えて。
45回目のスペシャルなトークン(シール)を貼り、母親からフォローを受け、今日の稽古の感想を聞かれた息子殿。
じゆうになりたいんだ!
と、思ったそうです。
(妻は、失笑しておりましたが…)

……とーちゃんも、万感の思いを込めて、そう思うデス(;^_^A
ま、あと1ヶ月もありません。
ラストスパート、精一杯やりたいと思います。

2015-09-28

お稽古_㊹ 大稽古:テンポとタイミングですかね、やはり。

土曜日の稽古。
この日は、意外と?声もよく出てくれまして。
自転車で転けて、稽古を少し休み、喉を休ませてたお陰?か、あるいはグローバルスポーツてもみん の名称の方が、有名?)でガッツリ背面側をほぐしてもらったからか……。(昔さ、御堂筋沿線のてもみんやらに派遣されてたことあるんですわ。)
決して安価というわけではないですけども、舞台のパフォーマンスが上がるならば、その価値は大きいですよねぇ。
また、10月に入ったらほぐしてもらおっと(*^^)

そのためか、何か。
花子の方はまた難易度(要求されるレベル?)が上がりまして(;^_^A
いやぁ…そこで、その謡い方を持ってきますか!?という……ね。こちらは、もぅ下手くそで、熟れてないもんですから、何度も何度も何度も、やり直しで…ね。
謡の調子にも一連の流れがあるので、ただ、そこだけピンポイントでやり直しってできないんですよね。そんなわけで、遡ってちょっと切りの良いところから、「やり直し!」「もっぺん、やり直しや!」ってなってると、僕も息も絶え絶えになってきます(--;)

で、
「そんな程度で、息上がってるようやったら、アカンやないか!(--#)」
って言われるわけです。
そこでふと、思い至ったのは……いや、ま。それは、ここに書かんときます(笑)
ただまぁ、思い至ったところで、果たしてそれが実践できるのかどうかは、ちょっとまた違ったりしますけども^^;
☞追い詰められることで見えてくるものもあるのですなぁ(笑)

息子殿の方は、だんだんと、上手くなったなぁ……という感じになってきています。
クライマックスのところ、ちょっと僕が稽古前に余計なことを言ったので、遠慮してか、少しテンポとタイミングが合わなかったこともあるんですが、これは小稽古で修正できます。
今度はちょっと、息子殿には座らせてみて、僕が居杭の役をやってみようかと思います。その方がきっと具体的にイメージしやすいと思うので。
もうちょっとですね。もう少しで、及第点をとれそうなレベルに到達して来ました。

そうそう。
50周年に合わせて……というわけではないですが、楽屋の絨毯を新調しましょう計画が発動中です。(普段は子らのプレイルーム化してますが^^; )

僕も、生まれて初めて、自宅の1階の絨毯が引っぺがされて、板の間(?)になっている状態を見ましたわΣ(゜д゜

月曜か火曜には、新しく張られた絨毯が見られるんではないかなぁ…(笑)
ちょっと楽しみです。
舞台周りのメンテを含め、とても丁寧な仕事して下さるサキコムさん、いつもありがとうございます。

実は、徳讃会のアンケートでも、設備のことをいろいろと御要望は頂いているのですが…('-'*)
できることから、少しずつ改良していきたいと思います……。

ただ、椅子席ですね。
これは、当舞台と家屋の構造上、難しいと思います。それをするには、たぶん舞台を移築するぐらいの気合いと資金が必要になろうかと(--;)
そういうことであれば、もっと交通アクセスの良いところで、別途に徳讃会を開催した方が良いような気がします。

例えば年4回、開催するようにして、春と秋は善竹能舞台で、夏と冬は高槻現代劇場とかで……という感じで、どうでしょうかね(*´∀`*)
エアコンが必要な季節には、その設備の整った市の劇場で。ここならバリアフリー化もされてますし、ノーマライゼーションの理念にも適っています(椅子席ですし!)

ただ、ペイできる目算が立たないと、それもまた難しいのですナ(笑)
☞クラウドファンディングとか協賛して下さる方、企業を募集しないと!!(;^_^A 

2015-09-26

【追悼】9月26日は祖父の命日です。

もう、4年前になるんですねぇ。
平成23年の9月26日に祖父 玄三郎は死去したんですが、いろいろと想定はしていても、バタバタしたように記憶してます。

葬儀もろもろは、祖父の強い意向(厳命?)で家族葬でした。
葬儀が終わり棺の蓋を閉じる前の最後に、我々の独自の送り方があるのですが、それを斎場側に伝えてなかったので、ちょっと気まずい思いをさせてしまいました(笑)
☞そら、向こうには向こうさんのルーティンがあるものね。

そういえば、最期の年の6月5日に第1回「狂言を楽しむ 徳讃会」を開催し、その時に僕は、「那須」を披いたんですよ。徳讃会直前に(祖父さんは車いすに乗ってましたけども、)那須を見てもらって、「よう、稽古してある。」と言われたのをよく覚えています。
第1回徳讃会の開催を見届けて安心したのか、ひ孫の初舞台を待たずして逝ってしまいましたナ。

この、玄三郎という人は、病的とも思えるぐらいの整理魔・記録魔でして(笑)
蔵の中の、一部の御道具の所在は変更しましたけれども、書物や装束、その他の御道具を探し出すために、祖父が構築したインデックスシステム(?超・アナログなんですが。)は、現在も引き続き使用していますし、どこに何がしまわれているのか、ほぼ網羅できるようになっていて、非常に重宝です。(ただ、システムの使い方は、一子相伝です。なので、いつか息子殿にも 笑)

加えて、滅多に上演されることがなくて、装束(御道具)の保管場所を詳しく聞いていなくても、祖父さんの思考パターンをトレースしたら、まぁだいたい直感的に判ります。(ってか、前に雑談ついでに?聞いてたのに忘れてるパターンも多数ありますけども……^^; )

早いとこ、僕もこのシステムを発展的に再構築(例えばバーコードやiPad、iPhoneで管理とか?)して、網羅しきれてない部分は補完したいのですが……なかなかねぇ(--;)
☞イメージはあって、たぶんシステム再構築のための道具もだいたい揃ってるんですが……。

一先ずは。
「よう、稽古してある。」といわれるよう、来月の「花子」を気張りたいと思います。

2015-09-24

【あと、31日!】自転車で、転けました(>_<。。。

さて。いよいよ、1ヶ月前です!!
23日は、古巣のマッサージ屋さんへ行って、股関節周り、背腰部、下肢をガッツリほぐしてもらい、すこぶる好調……なハズなんですが!

……ここに来て、自転車で転けるというね。
歩道横の縁石(少し傾斜になってて、ツルリとしてる感じのコンクリート製のやつ)に変に乗り上げ、スリップしたようで、そのまま横倒しになりました。

右肩と右顔の擦過傷を負い、ポロシャツが破けました(・・、)

我が師からは、「何をやっておるのだ!この大事な時期に!!」と強く叱責を受けました(誠に。返す言葉もなく……。)

頭部を地面に強打するとか、気を失うとか、そういうことは全くなかったので、ご安心下さい。
☞これで舞台の予定が入っていたら、図らずもオトコマエなところを晒すところでした。

先ほど職場(病院)に出勤したところ、痛々しい?顔の様子を見た同僚が、「いつかやると思ってたわー。」って言ってましたが……。ホント、致命的な事故でなくて良かったです。

これから1ヶ月は、お酒断ち、香辛料断ち、自転車断ちに努め、花子に臨むことに致します。

2015-09-23

お稽古_㊷・㊸ 小稽古:稽古になりません(`⌒´) その2

《 2 2 日 》

この日は、僕は朝から稽古を。なかなか次のレベルに進めない感じがしています……。

昼からは、はるばると忠亮氏が御内儀と共にお越しになり、いろいろとベビー用品をお持ち帰りいただいた次第です(笑)
お陰で、我が家もスッキリしました(爆)

御夫妻が帰途につかれた後、息子殿の稽古を始めたのですが……ヽ(´ー`)ノ 
まぁ、例によりまして、何やらおむずがりの御様子で。

最早、稽古にならず……。そのまま、自分からやるまで様子を見ても良かったのですが、もう頑として譲らぬテイ(泣き出して)なので、これ以上は無意味かと思い稽古は終了です。

電気を落とした舞台にしばらく突っ立っていましたが……。今日はもう止めや!と告げると着替えて、庭に出て縄跳びをしてました(爆)

さて。
こういう場合、どうなんでしょうねぇ?
ヘソを曲げれば、稽古が終わる。という学習をされても困るんですけども…ねぇ(--;) 

《 2 3 日 》

やはり朝から息子殿の稽古をしまして。昨日とは打って変わって何だかやる気も満ちあふれてます^^; 
うーむ……何とか、変な癖もなくなりそうかなぁ……。

先般の大稽古で課題に挙がった点の修正、間違って覚えている?型の修正、巧く型をするためのコツのようなものを伝えて、終わりとしました^^; 

分かりましたか?と尋ねると、調子よく
わかったぁー!
と答えるのは良いんだけども……。
さーて。次はどの程度覚えてるかな^^; 

そしてその後、花子の“後”だけをやってみたんですが、意外と声が出ましたよねぇ(;^_^A 
どういうパターンで調整すれば、当日に一番声の出やすい状態に持っていけるのか……。
少々、図りかねております(´∀`)

【ここ数日の事】清水の舞台から…だいぶ、下。(長いです)

《 2 0 日 》

朝9時から、装束組に取り掛かり、途中昼食を挟み、本気でウンザリしながらも何とか17時にはやっと今度の徳讃会の装束組が終わり、楽屋の装束棚に整理して並べる事ができました(-_-#) 
ま、これからまた、さらによい組み合わせを当日まで練っていく事になります。

蔵の中で作業をしたので腰痛と、ハウスダスト?かなぁ???鼻が壊れました。
☞ブログを記載している23日夜半は、もう治ってます(o´∀`o)

《 2 1 日 》

狂言「居杭」では、清水寺の観世音菩薩の御利益によって不思議な頭巾を授けられます。
そこで、この清水寺を詣らずばなるまい。ということで……。

はい。
清水寺、行って参りました。この、シルバーウィークに。

いやぁ、もぉ、すんごい人出でしたよorz
まぁ、当たり前といえば、当たり前なんですが。
それに、大谷本廟が御近所さんです。加えて、御彼岸です。
……推して知るべし。というところでね(;・∀・)

しかし、この機を逃しては、恐らくもう徳讃会本番までに行くことはできないという確信もありました。
なので、少々無謀とは思いつつも、行って参りましたよ。

おそらく、京都市内はどの交通機関(バス、タクシーとも)まともに時間通り動かないのではないか……。仮に乗ったとしても「すし詰め状態」ではないか……。果たして子らがその状況に耐えられるか!?と思案した結果。「徒歩で!」という結論に(;´д`)
☞往きの阪急電車から既に、混雑してました。

まぁ、頑張りました。
阪急高槻市駅から四条河原町駅、八坂神社を詣って、境内の能舞台を見学して、それからヨチヨチと産寧坂目指して……(Googleマップによると、約2.5km、31分の行程…ですが!2歳児を同伴です。)
そう……蝉も鳴くような、陽気でございましたorz


そして。
今回、僕も初めて胎内巡りに参ってみたのでした。むろん、「花子」を無事に終えられる事を祈念して。
しかし、真っ暗です。
あんなに、真っ暗闇が感覚を鈍らせるとは思いも寄りませんでした。
☞ぜひ、高校生ぐらいのウブな、手も繋いだ事のないカップルにオススメしたいです。

また、清水寺の一部は現在修復工事中で、養生されていたりしたのですが、清水の舞台と御本尊は参拝できました。ずいぶん久し振りに、清水の舞台を見ました(舞台上は、御覧の通りごった返しています。)

「放下僧」などにも謡われている、地主神社は……。今回はもう、スルーしました。息子殿にカノジョできたら、勝手に行ったらええわ。と思いまして(;^^)ヘ..
「音羽の滝」も、なーんかすごい行列で……少し引いてしまいました(・.・;)
なので、ここもスルー(笑)
☞すんません、根性無しで。

代わりと言っては何ですが。音羽の滝を曲がった辺りで……。
清水寺の舞台からDiveした…もとい、だいぶ、下の方からのアングルで撮ってみました。曼珠沙華が美しく咲いておりました。
☞クドいようですが、別に清水の舞台から飛び降りわけではありません。

もう、このへんになると、お腹が空くし、ヘトヘトになってまして。

とりあえず、子らにはソフトクリームを与え、血糖値を上げーのして、昼食を計画してたお店に……。

話せば長いんですが、かつて鳳舞という中華のお店があったのです。
僕が幼少のみぎり、舞台の後、よく連れて貰ったお店だったのですが、惜しくも閉店されました。
息子等にもその味を食べさせてやりたかったのですが、鳳舞の流れを汲むお店がいくつかありまして……。

どうやら、清水寺からそのお店へは、松原通をズイズイ下っていくと良いようでしたので、鴨川の方へ向かって行く途中で、、、

図らずも、六道の辻(六道珍皇寺)の前を通りかかりましたので、この写真をば。
うーむ。これまたゆっくりと詣らずばなりまするまい。

……そして、何とかその中華のお店にたどり着いたわけですが。
残念ながら、満席(‐_‐)
待時間も40分はかかるでしょう……との。

あえなく断念いたしました。いつか、再攻略せねばなりますまい。

しかし、ただでは起きませぬ。
河原町界隈のデパートのレストランに、食事に入ったついでに、徳讃会で使えそうな引菓子の目星も付け、敬老の日なんで、父母にはお菓子でも持ってけぇろう(帰ろう!)とお菓子も買い……帰途についたのでした。

そうそう。
僕は…レストランの入り口で並んでる時に、変わったハチミツをゲット。
何でも、コーヒーの花の蜜だそうです。温めたパンに付けると、ほのかにコーヒーの香りがする感じです。

コーヒーの木の花のハチミツと、そのコーヒー豆がセットになってます。
美味でございました(o^-^)

ま、そんなんでね。(どんなんやっ!?)

無事、清水寺もお詣りしましたし、随求道にお願いもしてきました(笑)
きっと、上手くいく事でしょう。親子共々。

あとは、チケットが売り切れれば、言う事無しでございます!!(≧▽≦)

2015-09-19

お稽古_㊶ 大稽古:録画をしつつ。

土曜日も、午前中は花子の稽古と、午後からは3人で居杭の稽古と。

朝はもうね、コッテリ絞られまして。更なる課題が(°□°;)
☞型の難易度がさらに上がりました。にゃんと!(゜∀゜;ノ)ノ

釣狐の稽古用に購入していたスウェットの上下は、汗を多分に吸い取ってボトボトになっていました(・.・;)  だもんで、中の人は水気を絞られてカッスカスですわ。
稽古後は、微妙に膝関節の中の方が痛いし……釣狐時と同じやんけ!って歳かっ!?歳やな!!オッサン化現象やな!!
あ。一応、一通り稽古を終えた後に、後半だけを復習のためにもう一度、独りでやってますので……。という言い訳。

昼からは、息子殿の「居杭」。
本番は、我が師と息子と善竹富太郎氏が居杭を勤めますが、大稽古では僕が富太郎氏の代わりをしてるわけです。

今回はさらに進めて、息子殿も浴衣と袴を着けて。我が師は燕尾頭巾と髭も着けてみました。(僕は浴衣に袴と肩衣を着けてみました。)
録画もしてみましたが、息子殿も以前と比べると、ずいぶん上手になりました(*´∀`*)
これも、僕の指導力……(えっ?違います???)

ま、まだまだブラッシュアップの余地はあるのですけれども( ・∀・)

あと、週末の稽古は5回ほどです。
しっかりと親子三代、気張りたいと思います!!
日曜は、装束組です!これも……いろいろ大変だ(;・∀・)

【お知らせ】やややっ!半分が売れましたか!?(。-∀-) ニヒ♪

今月初めから、チケットの販売が始まりました、第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」(善竹能舞台創立50周年記念公演)ですが、お陰様で残り半分を切ってきました。誠に、誠にありがとうございます。

善竹能舞台は、なにぶん狭小な見所のため、たいへんご窮屈かと存じますが、客席とはかなり近い舞台構造となっていますので、間近に御覧いただく事ができます!

そうそう。余談ですが、来月の事もあるので、僕のFacebookのカバー写真とプロフィール写真を替えてみました。カメラマン氏の粋な計らい(?)で、親子三代が一枚に収まっております。ぜひ、PCで御覧頂ければと思います。

さーて、あと29席です!!
何とかSOLD-OUTの御報告ができるよう、頑張りたいと思います(SOLD-OUTの場合、当日券の取扱いはありません。)


皆 様 の お 越 し を、心より
お  待  ち  申  し  上  げ  て  お  り  ま  す。

2015-09-18

ピンポン・ブ〜!

ぴんぽんぶー?はて。何のことやら。

……と、お思いの向きもおありでしょうが。

今夏、善竹能舞台で実施した、未就学児対象の大蔵流狂言ワークショップにて、「オノマトペ・クイズ」をやったことは、ちょっとお話ししたかと思います。(こちらの記事、ご参照のこと。)

ま、もうちょっと楽しく演出できないか……ちょっと考えてまして。

はい、こちら。○×ピンポンブーです。

こんなん、売ってるんですよね(笑)
ええ。御存じ南米の密林で取り扱ってますよ。

次回は、これも駆使して、やってみたいと思います。

でもどっちかと言うと、「早押しボタン」を押して、解答権を得たときによく鳴ってる「ピロン!」という効果音に近いので、あまりピンポーンって感じじゃないです。
☞そこが、ちょっと不満です(`へ´)


今、思えば。
肺活量の強化訓練を始める前に、職場(病院)の測定器で測ってもらえば良かったかなぁ……って思ったりもするんですけども、このパワーブリーズ(重負荷)もようやく、4目盛りあたりまで楽にできるまで進みましたよ。

時折こうやって、分解清掃しないといけません。次亜塩素酸(あり体に言えば、ほ乳瓶の洗浄剤のようなもの。)での殺菌洗浄が推奨されているようですが、塩素臭いのもイヤなんで、僕は食器洗い洗浄液(除菌もできるらしいJOYとか?)に少しつけ置き洗いしています。

実際の効果……ですが(;^_^A
どうなんでしょう?花子の稽古中に酸欠(かなぁ?)で意識が遠退きかけたことはありましたが……まぁ、今のところ倒れずに済んでいるので、多少は効果があったんではないでしょうか!?Σ( ̄□ ̄;)

もし機会があれば、皆様にも「重負荷」をいっぺんお試し頂きたいですね(笑)
本番までには7目盛りぐらいに到達しておきたいですねぇ……。
☞しかし、吸気のみ鍛えても、肺の中身を吐き出せないと次を吸えないから、実は呼気も大事!!

お稽古_㊵ 小稽古:常に、もう少し上を目指したいわけですよ。

息子殿は、この度もやはり間違ってましたけれども。十中八九はできる感じなので、今回はよしとしました。

息子殿を見ていて思いますが、繊細さ大胆さとを巧く両立させるとよいのでしょうねぇ。ただ、いずれにしても角を矯めて牛を殺す事がないように、留意したいですね。

ちょっと早いんですが、シルバーウィーク中には装束を組んでしまうことになりました。本番までには遺漏無く、万全の体制で臨みたいと思います。
先日、必要な御装束・御道具をリストアップしてみましたが、A4を2段組みにして1枚と半分という量になりましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
☞近年の徳讃会では稀に見るボリュームでございます^^; 

装束が決まれば……子方の装束合わせ(成長が早いので、都度調整が必須です)を兼ねて、着付けをした状態での申合せ(リハーサル)を1回はやらないとね。

そして花子は、シテは花子専用の素袍と唐織と扇とをまず用意せねばなりません。それぐらいスペシャルなのですヨ(笑)
そうそう、シテの襟にもちょっと注目してみて下さい。常とは違いますから。
善竹能舞台は見所(けんしょ:客席)との距離が近いので、いろいろとその辺も御注目頂けるのではないでしょうか。

装束組むのって、割と好きです。
実は、ちょっと今から楽しみだったりします(笑)

さてさて。今週末の野望です。
今週末は、今夏(?)最後のモヒートを作って飲みたいと思いますよ。
本番までは、断酒期間に入ります故。
当日にベストな調子に持っていくには、どの程度の強度の稽古をすれば良いのか(あるいは逆に、思い切って休むべきなのか)、それも併せて探っていきたいと思います。
☞その前に、体幹と下肢のメンテだな^^; 

2015-09-15

お稽古_㊴ 小稽古:稽古になりません(`⌒´)

この数日の涼しさのためか、あるいは花粉症?か、息子殿は風邪気味(鼻閉鼻汁)の御様子で。若干寝不足のようです。

そのせいか、稽古を始めてもあまり身が入りません。
前々から指摘はしていた、少々おかしげなイントネーションの科白を、この際に修正したかったのですが、何度も、何度も、何度も、何度もやってもできません。
結局、初っ端の方で、舞台上でフリーズして、動けなくなりました。あまつさえシクシクと泣き出す始末。

最早これでは、稽古にならないため(僕には僕の課題があり、時間も限られてるわけで…無駄な時間は割きたくないのです。)
「今日はもう稽古しません。終わります!」
と、告げたところ、さらにボロボロと……。
舞台の上に涙の染みができてしまいました(--#)

できなくて泣き出したところで舞台上では、誰かが助けてくれるわけでもありません。その辺がまだわかっとらん(*`Д´*)
☞ってか、「稽古終わり!ラッキー!!」とか、思わんのやろか?

僕自身も腹を立てた精神状態で、花子の謡など稽古したくないんですが、仕方ありません。(そこがまた、さらにイラッと来るんですが。)
☞我が師も、そんな感じやったんやろか……orz

ま、後で出る頃には、腹を立ててたことも忘れておりましたが…(笑)
火曜日(15日)は、動画で研究ですね。


さてさて。
チケットの売れ行きも、お陰様で好評でございます(≧∀≦)
あと、残り半分と2席ほどのようです(°□°;)

販売開始2週間で半分弱……なかなかいい感じです♡
この調子でいってくれると、中の人が喜びます!!!
あ!僕自身は大役?を控えてる身ですので、花子のシテに専心致したく、今回は営業活動に積極的にはタッチしてませんが、どうぞよろしくお願いします。(ブログのついでで、ホント申し訳ありません(笑)

2015-09-14

お稽古_㊳ 大稽古:テンポとタイミングが。

懸案の、体格差を踏まえた型の工夫は、試行錯誤の末、精度の高いものに変更できましたので、これを踏まえて、今後の小稽古は行うことになります。

そして、今回の大稽古はより実践的な感じで、亭主が「肩衣」を付けている時に、どのように対応するか、あるいはどの部位を扇で叩打するのかを確認しました。案の定、その辺は難しかったと見えて、僕はしっかりと肩の骨(肩甲棘の末端、肩峰あたり)を叩かれまして……ちょっと痛かったです(--;)

来週には装束を組み、加減を見たいと思いますので、本番までの間に1回は実際の装束、実際の時間帯(14時過ぎぐらい)でやってみたいと思います。
あと、大稽古は何回できそうかな?5、6回ぐらいかな(息子殿が体調を崩さぬ事が前提でありますがの。)

しかし、シルバーウィークですか?これには、ずいぶん助かっています。余裕を持って段取りができる気がします(第9回徳讃会を企画したときには、あまり気にしてませんでしたが。)

さて、次回の大稽古は。
自分が一緒に舞台に立ってしまうと、どうしても息子殿の動きを客観的に把握していくことが難しくなるので、録画してみる予定です。

僕の方は……。
今回は、前と後を通しでやってみましたが、「ようやく、ちょっとは見られるようになってきたか…」という感じみたいです(;^_^A
ただまぁ、細かな課題はわっさり、わっさりと出ておりますので、そこを一つずつ、そしゃくして、精度を高めていかねばなりませぬナ。

さてさて。
チケットですが……残念ながら、sold-out!!


……とは、ならなかったものの(爆)
ボチボチとはお申込み、お求めを承っております。このペースが維持できれば、当日までには、一応は売り切れる見込みでございます( ̄^ ̄)ゞ
本当に、ありがとうございます(≧∀≦)

必ずや御満足頂けるに違いない、その自信があります(`・ω・´)キリッ
ぜひ、この機会に足をお運び頂ければ幸いでっす。
皆様のお越しをお待ちしております。

2015-09-11

お稽古_㊲ 小稽古:小稽古は週2回になりました。

前回の大稽古でも、我が師より指摘のあった件ですが、息子殿は小柄のため「ある型」がどうも難しいようなのです。
それを踏まえ、我が師とも相談し、少し工夫を試みたのですが、やはりそれでもちょっと難しいのかも知れない。という事が今週2回の小稽古で判明しました。

さてさて、どうしたものか……。
今回の小稽古の結果を踏まえ、週末に我が師と相談という感じでしょうか。

稽古の内容は……息子殿、最近また多少の油断が見受けられますが、概ね好ましく習熟が進んでいるように感じます。
登場人物が3人揃ってこそ判ることが、どうしてもある(まだ、そこまでの十分な経験値が息子殿には足りませぬ。)かと思うので、その辺は今後の大稽古での課題です。

僕の方は、木曜に初めて自分の動画を撮影してみたのですが……。まだ観られていません。金曜の晩にでも観ながら研究してみたいと思います。
最近、季節の変わり目のせいか、どうにも身体が重い感じですね。何か自分でも思うように謡えませんし、身体も柔軟に動いていない気がします。早いとこメンテナンスに参りたいと思う次第です。
☞木曜は、中入り前に少し滑ってバランスを崩しかけ、さらには幕の奥に激突しかけましたし(--;) 

ところでチケットですが…。
お陰様で、お申込み分(?)も含めまして、すでに20席と少々が売れております。今週末には半分ぐらいは…いって欲しいなぁ……(笑)
☞半分までいきそうな勢いではありますにゃ(。-∀-) ニヒ♪

いや、ま。なかなか良い調子ではないかと思う次第ですだヨ(≧∀≦)

ブログ右下のカウントダウンによると、あと44日!?Σ( ̄□ ̄;) 1ヶ月半ぐらいですか!!
うん、うん…実に。実に、長かったなぁ……(>_<。。。
☞いや、ま。感傷に浸るのは、無事に勤め上げてからにしましょうゾ(笑)

2015-09-09

売れ行き、順調です(≧∀≦)

拙ブログへの御来訪、ありがとうございます。
9月9日は重陽(菊)の節句ですね。(ちなみに僕の生誕日は「鬼燈の節句」というそうです。)

事務方によりますと、お陰様で第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチケットの売れ行きは、ボチボチといい感じみたいですゾ(*゜∀゜*)

いやぁ〜!頑張らないとにゃー(`・ω・´)キリッ

御入り用の方は、ぜひ、ぜひお早めにね!!(*´∀`*)
☞座席数が少ないため、あまり多くの方に御覧いただく事ができません。それ故に、当ブログのタイトルを標榜している次第です('-'*)

さてさて。
水曜日は、半ドンにしまして……。十松屋さんに作って頂いた御披きの扇のお代金の振り込みに参りましょう。
なんか、いろいろ振り込みの手続がややこしいらしいんだわ(本人確認とか?)
どうやら金融機関には、僕本人が出向いた方が良さそうなので。

2015-09-08

お稽古_㊱ 小稽古:修正点の復習

今回は、日曜日の大稽古の内容を踏まえての稽古となりました。
稽古前に足袋に履き替えながら、じぃじの言うてはったこと、覚えてるか?と尋ねたら、
しらん。わすれた! 
と、のたまいます。
そら、何の自慢にもならへんで?と返すと、
ん〜、でも、ちょっとは、おぼえてるかもしれんけどな!! 
って少々、逆ギレ気味のお返事(;^_^A
その返事を聞きながら、僕はいつ頃に、すぐに覚えるようになったのだろうか……と。
幼少のみぎりは、教えてもらって、注意を受けて、次に同じ間違いを反復すると、かなり叱られましたし、一通りの通しての稽古を終えてから、初めからもう一度!!っていうのはよくありましたから、必死にその場で(同じ間違いをせぬよう)記憶に止めたような気がします。

それはともかく。
息子殿が言うには、ちょっとしか覚えてない?らしいので、事前に口頭で軽くおさらいをして、それから立ち稽古に臨みました。
まぁ、だいたいは出来てましたけれども……。
よく、「学芸会やないんやで?」って言われましたけれども、我々のやることは学芸会レベルでは全くダメなんですよね(--;)

まだまだですな(笑)
でも、今週からはまた小稽古週2、大稽古週1ペースに戻す予定です。何やら秋の幼稚園のイベントも多いようですし、疲労困憊のところ稽古をしても…ね^^;

僕の方は、どうやらまた、メンテナンスが必要な時期に突入した模様です。
前に書いたかも知れませんけども、何かのテレビ番組でオペラ歌手の秋川雅史さん?だっけ?が、「声を出すのに、腹筋ではなく意外と背筋の機能が大事」というような趣旨のことを言うてはりました。

それはつとに僕自身も感じるところですので、近々、大阪の古巣のマッサージ屋さんへ参ろうと存ずる。

2015-09-07

お稽古_㉞ 小稽古:おさらい/お稽古_㉟ 大稽古:3人揃って。

今回、週末のお稽古が少し変則的になっていたので、小稽古はごく簡単におさらい程度にして、日曜日の大稽古をメインに。

今月から、いよいよ「居杭」は第3段階(科白を覚える第1段階とすれば、立ち稽古で一通りの型を覚えるのが第2段階です。)に突入です。
そう。じぃじ(居杭の算置役)を交えて、より実践的なお稽古が開始となります。

僕も、息子殿が及第点をもらえるのかどうか(ある程度のレベルに達していなければ、さらにより深い内容を教えられないわけですよね。)少々ヒヤヒヤしていましたが……。
いつになく初めの「名乗り」から気迫!が感じられました(笑)
いやいや…これで少し安心できました。
うむ。粘り強くやらせてきた(笑)のが奏功しましたナ。

今回の大稽古は、大まかな息子殿のレベルの確認と、細かな修正でしたが、実際に3人が舞台で稽古をするのは次の大稽古からです。
これから、例えば「ある型」のアクションを起こすタイミング(「かかる」などと言いますけども。)を少し早めるとか、少し遅らせるとか、より洗練されたものに磨きあげていくわけです。その辺の“間(ま)の表現などに、各狂言方の芸風であったり、各家の家風が出たりするんですね。

僕の方は……まだ、いろいろと課題はありますが、なんとか出来……そう…かな?(;^_^A
次回の稽古は、前と後の両方を通しでやってみることとなりました(少しは、見られる形にはなってきたのでしょうか……?^^; )

2015-09-05

【お知らせ】第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチケット取扱いを開始しています!

かねてより、お知らせしておりました、

第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」
平成27年10月25日14時〜
於:善竹能舞台

一般券(¥5,000.-)、および学生券(¥3,000.- 20歳未満の学生、生徒、児童。未就学児は不可です。)の取扱いを、9月より開始しております!!

今年は善竹能舞台が創立されてから50年という事もあり、今回の徳讃会では、大蔵流狂言では極重き習い(ごくおもきならい)とされている、「花子(はなご)」を上演いたします。
ぜひ、ぜひこの機会に足をお運び頂ければ、幸甚に存じます。

チケットのお申込みは、当法人公式チケット購入ページ、または電話・ファックスなどでも承っておりまーす。
みんな、来てねー(o´∀`o)

2015-09-04

御披きの扇が届きました!(≧∀≦)

過日、十松屋福井扇舗さんに「花子」の御披きの扇の製作をお願いしていましたが、今般できあがり、いつでも納品できる状態にあります。との御連絡を1日に書状にて頂戴していました。

翌朝(2日)に早速、是非お送り下さい。という旨、電話にて伝えたところ、早くも3日に拙宅まで送られて参りました(≧∀≦)/
この度は善竹能舞台創立50周年の記念も兼ねておりますので、相当、気張りました(`・ω・´)キリッ
☞たぶん、僕が持つ扇の中でも五指に入る出来映えであろうかと自負するところであります(笑)

多くの方がその意匠、お気になることでしょう。ええ、ええ(笑)

でも、まだ公開しませんよ(。-ω-。)ノ☆・゚:*:゚

10月25日(日)第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」(@善竹能舞台)を無事に終えることができましたら、こちらにても……。

そうそう、第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチケット取り扱いも始まっております。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。

2015-09-03

お稽古_㉝ 小稽古:休みが必要だ!?(コーヒー…否、ビールでも飲もう。)

息子殿、居杭の役にもだいぶ馴染んできた感じがします。ところどころ、発声が気になるところもありますが、その辺は追々修正を加えていきましょう。
ゆっくりと大きな声で科白をいうことができて良くなってきているのですが、頑張りすぎて?咳き込むようなことがでてきました^^; その辺がちょっと気になります。もしかしたら、小稽古は週2回に戻してもいい頃かも知れません。

徳讃会の「居杭」はきっと、面白い狂言になるだろうなぁ…という予感がします('-'*)
☞「腰祈」は言わずもがな(*゜∀゜*)

「花子」は。
なんか、とりあえずは謡えることは謡えるのですが、どうも「習物としての謡」ができてない気がしまして。ここのところ連日、詰めて稽古をやってみましたが、またしても停滞気味ですし、喉も疲れてきているようです。
ホントにまぁビックリするほど低音域の伸びがなくなるんですよねぇ。不思議なことに。(端的に言うと変に細く上擦る感じに陥ってしまう。)

なので。
木曜日は思い切ってスッパリと休みとしましょう。んで、ビールでも飲みましょう(*´∀`*)
きっと、体内で醸成する(神経がいろいろ繋がって整理される?)時期が要るんですよ、たぶん、maybe、perhaps....

ま。言い訳はともかく(;^_^A
いろいろ花子に関する文献(北川忠彦氏著【狂言「花子」の歌謡】)等も、検索してみるとあるもんで、いろいろとヒットしました。ちょっと読んで研究してみることにします。
また当日には、簡単な「用語解説」というのも御用意したいですし、ピックアップしないとねぇ。
さ文字してお捨ちゃったとの。”の「さもじ」なんてワーディング(文字詞)、きっと御存じないお方が多いのではないかと推測します。
☞ここで言うところの、さ文字は「裂く」の意ですね。(やんごとない人々の使った言葉のようですが……cf.女房詞

まぁ、「美濃国 野上宿」という岐阜の片田舎?(僕のイメージではそんな感じです☞花子のバックボーンのこととか、諸々のこととか(長いです)の記事を御参照のこと)で出逢った女性が、高貴な言葉遣いもできる……というのが、興味深いですよね。そりゃ、吉田の何某にしてみたらちょっとした驚きだった(新鮮だった)んじゃないかなぁ……。
僕は男ですので、断然、吉田の何某びいきです。(うん。彼には心底、同情するにゃあ。)

ところで先日、善竹大二郎氏が拙宅にお見えになった折に、雑談のついでに「花子」の女房の人物像について話が及びましてね(笑)
「うちの山の神(僕の妻)を、よぉ〜う観察しといたらエエよ。」
ってアドバイスしておきました(爆)
「ははぁ〜ん。なるほど!Tねぇさん(我が妻)を真似したら、良いわけですね!!」ってストンと腑に落ちた感じでした。

……はい。まぁ、花子さんのイメージはともかく。
リアル山の神」を知る面々(太郎冠者の忠亮氏含む)が、「花子」を相勤めますにゃ(爆)

2015-09-01

お稽古_㉜ 小稽古:細かいところの修正

まず、【お知らせ】です。

月曜日に第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」の御案内をアップしましたが、9月よりチケットのお申込みを承ります。どうぞ、こちらのリンク先よりお申し込み・お求め下さい!!
皆様のお越しをお待ちしております(≧∀≦)

次に、【ブログ更新通知サービスのお知らせ】です。

拙ブログ上部、右方に「読んでミー。」というサービスのブログパーツ(ブログ更新通知登録)を設置してみました。
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よしなに御検討下さりませm(__)m

さて。小稽古ですが……。

改めて説明致しますと、息子殿に稽古を付けるにあたり、週の平日(僕が職場:病院から帰宅後)に2、3回行う稽古を「小稽古」。また週末に1回だけ行う稽古を、便宜上「大稽古」と呼んでいます。(斯界の一般的な用語ではありません。悪しからず。)
小稽古は、大稽古で教えた内容の復習であるとか、ブラッシュアップに重点を置いていて、大稽古の目的は、新たな内容の伝授や我が師(じぃじ)と一緒に稽古する場合になります。

やはり、初めは緊張感を持って臨んでいるのですが、だんだんと慣れっこになってくると、集中力も落ちてきてつまらない間違いをするようになるんですなぁ。面白いものです。
例えば、前後ろ逆に頭巾を被ったり、相手役には見えないように頭巾を隠し持つべき所が、モロに見えていたり……。
最近多いのは、お扇子を腰に差し忘れていることですね(--;)
これは、僕も気を付けないといけないことですが、舞台で用いる扇を忘れるなんて……。
逆に、
「さて、もし忘れてしまった時にはどうするのん?ちょっと考えてみ?」
って考えさせてみましたが、解決策は思いつかなかったみたいです(;^_^A
☞ま、そらそーだわな。
お稽古で失敗するのは、“アリ”ですから、今のうちに穴を潰しておきたいものです。

9月1日から幼稚園も再開するようですし、また日中は、友達とほたえて遊び疲れて、稽古には注意力散漫……。という状態になりそうです(;^_^A

そして、我が子を教えてから、我がの稽古。というのは、なかなかにしんどいものですなぁ…。どっちも手は抜けませんし(;^_^A
なんだかんだ、いつの間にやら自分の稽古は毎日ですな(゜O゜;
まぁ、僕は生涯に一度のつもりなので、頑張らないとね(`・ω・´)キリッ